土曜日, 12月 31, 2011

Macでの常用アプリ

丸13年 Macを愛用してきて その間にたくさんのソフトウェアを使ってきた。
Classic環境(~0S9)のみで現在のOSX Intel Macに対応せずに消えてしまったものもいくつかある。
そんな中で、2011年の年末現在で現在使用中のMacBook Pro(MC721J/A)で常用しているアプリケーションソフトをリストアップしてみた。(有料・無料問わず)

Adobe Photoshop CS5,  Adobe Reader,  App Cleaner,  ClamXav,  ClipMenu,  CPULed,  Default Folder,  DragThing,  Dropbox,  Firefox,  FinderPop,  FreeMemory,  Google日本語入力,  GraphicConverter,  Growl,  Lexar ImageRescue,  iText,  iTunes,  Komposer,  LibreOffice,  MacWinZipper,  Magican,  Google Music Manager,  OnyX,  RAR Expander,  SMARTReporter,  Sound it!,  SpeedyFox,  StuffIt,  SugarSync Manager,  Tech Tool Pro,  Temperature Monitor,  Thunderbird,  Time Machine,  Toast,  Transmission,  Transmit,  VLC,  XLD,  iPod リセットユーティリティ,  QuickTime Player,  Spaces,  アクティビティモニタ,  ディスクユーティリティ

他にサブとして
Cyberduck,  EGWORD PURE 8,  Enkoder,  Evernote,  Google Chrome,  iWork,  Mac The Ripper,  OpenOffice,  Opera,  Picasa,  Skype,  TweetDeck,  プレビュー etc.

特に自分にとってはPhotoshop,  GraphicConverter,  DragThing,  Default Folder,  ClamXav,  Dropboxは必須。



各ソフトの詳細説明はこちらを参照  http://goo.gl/vcseY (thanks to Mr.Muta)

日曜日, 12月 25, 2011

Blues Women Anthology 18 CD Box-Set (2007)


先日入手した "Blues Women Anthology" というCD18枚組のBox-Set
(ジャケットのデザインセンスがかなり「???」 .... 全然Blues表現していないじゃん!)

勉強不足でほとんどのアーティストの名前知らなかったけど、内容はとても良いです!

純粋なブルーズ・シンガーだけでなく、ロック寄りの人も多いですが、ブルーグラス/カントリーシンガーのEmmylou Harrisの名前があったりして意外さに少々驚きましたが、聴いてみて納得。
アメリカ音楽の源流には確実にこの「ブルーズ」が流れています。
考えてみれば 初期のJazzは明らかにBluesの香りが濃厚に漂っていました。
一説によると アフリカの音楽と西洋音階が結びついて 黒人霊歌が生まれ、そこからゴスペル、ブルーズ、リズム&ブルーズ、ソウル、ファンクが派生していったと言われています。
初期ブルーズに白人のカントリーが融合してロカビリーが生まれ、そこからロックンロールに発展したというのは定説です。

American Roots Musicを模索するのに最適なBox Setと思われます。
(まだVol.3のDisc1までしか聴いていませんが・・・)

以下 膨大な(385曲)のトラックリスト



Blues Women Anthology Vol.1 - Disc 1
01. Peavine Blues - Rory Block]
02. It's a Curse - Karin Rudefelt & Doctor Blues
03. Hound Dog - Big Mama Thornton
04. Mobile - Marcia Ball
05. Killer Diller Blues - Memphis Minnie
06. Sugar Blues - Nina Hagen & Leipzig Big Band
07. Runaway Blues - Ma Rainey
08. Today I Sing The Blues - Aretha Franklin
09. The Touch Of Your Loving Hand - Maggie Bell & Stone The Crows
10. The Girl I Love, She Got Long Curly Hair (live) - Jo Anne Kelly
11. God Bless The Child - Billie Holiday
12. Dark End Of The Street - Diamanda Galas & John Paul Jones
13. Blues In The Night - Ella Fitzgerald
14. Turtle Blues (live) - Janis Joplin
15. For Sale (Hannah Johnson's Big Jack Ass) - Clara Smith
16. Chain Of Fools - Isabel Tavares & Black Coffee Band
17. Can't Sing - Elle Walker & Matt Corcoran
18. I'm Tired, I'm Tired, I'm Tiered - Marva Whitney
19. Long Gone Lonesome Blues (live) - Sheryl Crow
20. Meanest Woman - Deborah Coleman & Joe Willie (Pinetop) Perkins
21. I Just Wanna Make Love To You - Etta James
22. Detroit Blues - Diana Krall & Vince Benedetti

Blues Women Anthology Vol.1 - Disc 2
01. Hoochie Coochie Gal - Etta James
02. Scene Of The Crime - Marcia Ball
03. Travellin' Blues (live) - Carmen McRae & Dave Brubeck
04. See See Rider Blues - Ma Rainey
05. Tombstone Blues (live) - Sheryl Crow
06. Reap What You Sow - Diamanda Galas
07. Proud Mary - Isabel Tavares & Black Coffee Band
08. My Baby And The Booze - Karin Rudefelt & Doctor Blues
09. I've Got What It Takes - Virginia Liston
10. I Ain't Got Nothing But The Blues - Ella Fitzgerald & Tommy Flanagan Trio
11. Another Man Done Gone - Odetta
12. Big Road Blues (live) - Rory Block
13. Ball And Chain - Big Mama Thornton
14. Body And Soul - Diana Krall
15. He Made a Woman Out Of Me - Amy Madigan & Ry Cooder
16. I Must Have That Man - Billie Holiday
17. Don't Jump My Pony - Precious Bryant
18. Bessie Smith (live) - Norah Jones
19. I Never Loved A Man - Aretha Franklin
20. Kitchen Mechanic Blues - Clara Smith
21. Mercedes Benz - Janis Joplin
22. Fashion Plate Daddy - Memphis Minnie

金曜日, 12月 09, 2011

Kobe Luminarie 2011

先日 毎年恒例の「神戸ルミナリエ」の撮影に行って来ました。

1995年の12月に阪神大震災犠牲者の鎮魂・慰霊と、神戸復興の希望を託して始められたルミナリエも今年で17回目を迎えました。
更に今回は新たな開催趣旨として「東日本大震災の被災地へ 犠牲者の鎮魂の祈りと復興支援のエールを送る」ことを掲げています。

ルミナリエは今年からデザイナーが替わったということで、やはり趣が少し変わりました。
これまでの曲線を多用したデザインから 直線的なデザインに変化したような気がします。
回廊(ガレリア)も入口から見た感じではトンネルのように感じました。数が多くなったのか 作品自体に厚みが出たのかはわかりませんが。
出かけた日は水曜日でしたが、この数年来で一番の人出でした。
できるだけ人の少ない日を狙って行っているのですが、前日も午後から崩れる・翌日は雨 との天気予報でこの日を選んだ人が多かったようで、後で調べたら239,000人ということで その前の土日に次ぐ多さでした。
幸い暖かかったので良かったです。去年か一昨年は寒くてマフラー、手袋、デビー・クロケットキャップ被って 吐く息が白い中で撮影したのを覚えています。

JR元町駅からゾロゾロと並んで歩き、最初の入口である「フロントーネ」が見えるところまで約30分。そこから東遊園地の「スパリエーラ」が見えるところまで20分ほどかかりました。
今回は人の多さに本当に一瞬たりとも立ち止まれず、フロントーネ、ガレリアの写真はあまり撮れませんでした。
今年も一脚の先にカメラを付けてセルフタイマーで撮ったりもしたのですが、如何せん立ち止まれず 後ろから押される状況ゆえ、ライブビューモードで撮ったものが多いです。
一緒に行った元バンドメンバーの先輩に 後ろでブロックしてもらったりしましたが  やはりかなり無理がありました・・・。
高さが稼げなかった分、人の頭が多く写ってしまいました。
東遊園地スパリエーラのカッサ・アルモニカでは 設置された「賽銭箱」状態の鐘を懸命に狙って硬貨を投げている人たちの後ろから 無欲で投げた最初の5円玉が見事左から2番目の鐘に命中しました。まぐれとはいえ なんか嬉しいですね。
今回は会場南側に いつもと違う青白いルミナリエがあると思って行ってみたら「フォンテ(祈りの泉)」と名付けられたものでした。(この作品がLED使用ということです)
「宮城県石巻市」という文字が見えたので、どうも東日本大震災のパネル展示と募金活動をしていたようですが、残念ながらあまりの人の多さと、時間のなさで中に入ることができませんでした。
 そのあと「精霊たちの庭」を足早に通って、神戸市役所の展望台(24階)に何とかルミナリエの消灯6分前にたどり着き、初めて上から会場を一望した写真を撮ることが出来ました。


そして久しぶりにいつもの30年来のShot Barに行き 更に先輩1人を加えて3人で楽しい時間を過ごしました。
(マスターが僕の顔見て Stevie Ray Vaughanのアルバム "Couldn't Stand The Weather" かけてくれました。実はこの店で初めてSRVを知って(このアルバム)、マスターの情報でその数週間後に大阪公演があることを知り、今回も一緒にルミナリエに行った先輩と二人で観に行きました。そんな事も覚えていてくれるんですよね〜。1985年の話。)


↓  ↓  ↓
今回撮影したルミナリエのPhoto Gallery

撮影には2004年から行っているので今年で8回目になります。
カメラもその間にD100からD200、D300sになりました。
今回は全てRAWで撮影し、1枚1枚PhotoshopCS5で仕上げました。
撮影データはもう少し横長だったのですが、Webブラウザでの表示を考え、左右をトリミングしました。
Hi-Res(2048×1536)もアップロードしています。




火曜日, 11月 29, 2011

セヴァン・カリス・スズキ - 環境サミット1992

知人のブログで知った「セヴァン・スズキの地球環境サミットでの伝説のスピーチ」(1992)

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リオでの伝説のスピーチ
Severn Cullis-Suzuki (セヴァン・カリス=スズキ)
翻訳・佐藤万理、辻信一

こんにちは、セヴァン・スズキです。エコを代表してお話しします。エコというのは、子供環境運動(エンヴァイロンメンタル・チルドレンズ・オーガニゼェーション)の略です。カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、今の世界を変えるためにがんばっています。あなたがた大人たちにも、ぜひ生き方をかえていただくようお願いするために、自分たちで費用をためて、カナダからブラジルまで1万キロの旅をして来ました。

今日の私の話には、ウラもオモテもありません。なぜって、私が環境運動をしているのは、私自身の未来のため。自分の未来を失うことは、選挙で負けたり、株で損したりするのとはわけがちがうんですから。

私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子どもたちのためです。世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。そして、もう行くところもなく、死に絶えようとしている無数の動物たちのためです。

太陽のもとにでるのが、私はこわい。オゾン層に穴があいたから。呼吸をすることさえこわい。空気にどんな毒が入っているかもしれないから。父とよくバンクーバーで釣りをしたものです。数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまで。そして今、動物や植物たちが毎日のように絶滅していくのを、私たちは耳にします。それらは、もう永遠にもどってはこないんです。

私の世代には、夢があります。いつか野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。でも、私の子どもたちの世代は、もうそんな夢をもつこともできなくなるのではないか?あなたがたは、私ぐらいのとしの時に、そんなことを心配したことがありますか。

こんな大変なことが、ものすごいいきおいで起こっているのに、私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。まだ子どもの私には、この危機を救うのに何をしたらいいのかはっきりわかりません。でも、あなたがた大人にも知ってほしいんです。あなたがたもよい解決法なんてもっていないっていうことを。オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう。死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのかあなたは知らないでしょう。

どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。

ここでは、あなたがたは政府とか企業とか団体とかの代表でしょう。あるいは、報道関係者か政治家かもしれない。でもほんとうは、あなたがたもだれかの母親であり、父親であり、姉妹であり、兄弟であり、おばであり、おじなんです。そしてあなたがたのだれもが、だれかの子どもなんです。

私はまだ子どもですが、ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。そうです50億以上の人間からなる大家族。いいえ、実は3千万種類の生物からなる大家族です。国境や各国の政府がどんなに私たちを分けへだてようとしても、このことは変えようがありません。私は子どもですが、みんながこの大家族の一員であり、ひとつの目標に向けて心をひとつにして行動しなければならないことを知っています。私は怒っています。でも、自分を見失ってはいません。私は恐い。でも、自分の気持ちを世界中に伝えることを、私は恐れません。

私の国でのむだ使いはたいへんなものです。買っては捨て、また買っては捨てています。それでも物を浪費しつづける北の国々は、南の国々と富を分かちあおうとはしません。物がありあまっているのに、私たちは自分の富を、そのほんの少しでも手ばなすのがこわいんです。 カナダの私たちは十分な食物と水と住まいを持つめぐまれた生活をしています。時計、自転車、コンピューター、テレビ、私たちの持っているものを数えあげたら何日もかかることでしょう。

2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、私たちはショックを受けました。ひとりの子どもが私たちにこう言いました。

「ぼくが金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家のない子すべてに、食べ物と、着る物と、薬と、住む場所と、やさしさと愛情をあげるのに。」

家もなにもないひとりの子どもが、分かちあうことを考えているというのに、すべてを持っている私たちがこんなに欲が深いのは、いったいどうしてなんでしょう。

これらのめぐまれない子どもたちが、私と同じぐらいの年だということが、私の頭をはなれません。どこに生れついたかによって、こんなにも人生がちがってしまう。私がリオの貧民窟に住む子どものひとりだったかもしれないんです。ソマリアの飢えた子どもだったかも、中東の戦争で犠牲になるか、インドでこじきをしてたかもしれないんです。

もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えばこの地球はすばらしい星になるでしょう。私はまだ子どもだけどこのことを知っています。

学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたがた大人は私たちに、世のなかでどうふるまうかを教えてくれます。たとえば、

* 争いをしないこと
* 話しあいで解決すること
* 他人を尊重すること
* ちらかしたら自分でかたずけること
* ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
* 分かちあうこと
* そして欲ばらないこと

ならばなぜ、あなたがたは、私たちにするなということをしているんですか。

なぜあなたがたがこうした会議に出席しているのか、どうか忘れないでください。そしていったい誰のためにやっているのか。それはあなたがたの子ども、つまり私たちのためです。あなたがたはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくのかを決めているんです。 親たちはよく「だいじょうぶ。すべてうまくいくよ」といって子どもたちをなぐさめるものです。あるいは、「できるだけのことはしてるから」とか、「この世の終わりじゃあるまいし」とか。しかし大人たちはもうこんななぐさめの言葉さえ使うことができなくなっているようです。おききしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか。

父はいつも私に不言実行、つまり、なにをいうかではなく、なにをするかでその人の値うちが決まる、といいます。しかしあなたがた大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。あなたがたはいつも私たちを愛しているといいます。しかし、私はいわせてもらいたい。もしそのことばが本当なら、どうか、本当だということを行動でしめしてください。

最後まで私の話をきいてくださってありがとうございました。
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日曜日, 10月 16, 2011

「流行」って?

最近この歳(?)になって 少しは冷静に世の中を見れるようになってきた。

昔からも気になっていたけど「流行」って一体何だろう?

学生の頃から夏の終わりになると「今年の秋の流行はこれ!」みたいな雑誌記事やテレビで目にしたことが多かった。(特にファッション)
販売員からも「これが流行りです」みたいなことをよく言われた覚えがある。

昔からファッションに限らず聴く音楽も食べるものも「流行」とは無関係だった(天邪鬼?)こともあり、さほど気にしていなかったが、最近 高3と中3の息子二人が「流行」を気にし始めたので改めて、この「流行」というものについて考えてみた。

「流行っている」と言われている時って「本当に流行ってる」って 実感したことがない。

「流行」を売りにしたモノってどこか他とは違う奇抜さがあって、本当にみんながみんなそれを着たら正直異様です。

「定番」と言われるモノは たとえそれをみんなが身につけていても 違和感がないことから考えると、やはり「流行りモノ」にはある意味で「毒」のような物が存在していると想像されます。

土曜日, 10月 15, 2011

ZZ TOP's original mixes (not "Six Pack")

先日 "Tejas" をアナログLPから音吸い上げてCDに焼き直したが、やはり世界中にはかの "SIXPACK" に不満を持つ人も多いようで、同じようなことをしている人がいるということでした。

以下 ネット上で見つけた情報をそのまま転載です。


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These are all the original mixes of the classic '70s ZZ Top catalog. For those of you not familiar with the history of these recordings:

Before 1987, ZZ Top's first 7 albums were not released on the CD format. So, in 1987, to capitalize on the success of the synth and drum machine laden sound of Eliminator and Afterburner, Warner Bros Records convinced the band to go back into the studio and remix the back catalog for a 3-disc compilation of six albums, entitled "Six Pack."

Longtime fans of the band who had been listening to them on vinyl for years were very shocked when they updated their collections to CD. These new mixes were terrible. The albums that fans of ZZ Top had grown to love every nuance of for years were no longer the same - gone was the rawness of what made classic ZZ Top what it was - replaced instead with fake, overly polished, annoying sounding drums and everything was drowned in a sea of cavernous reverb. Some vocal lines and guitar parts were even re-recorded or alternate takes were used (in some cases with different lyrics), and a few songs were even shortened in order to jam two albums of material onto each disc.

Fortunatly, the band's sixth album, 1979's Degüello was spared this treatment due to a dispute with Elmore James' estate over the lisencing of the cover song "Dust My Broom." This album was left off of the "Six Pack," and replaced with the band's seventh album "El Loco," which was also spared the remix treatment, presumably because it was relatively new at the time. After the dispute with James' Estate was settled, Degüello was eventually released on CD with it's original mix intact. The 6 albums released on the "Six Pack" were also issued seperately on their own CDs, but unfortunatly they used the remixed versions from the "Six Pack," and not the original mixes.

So, fast forward to present day, the original versions of these great albums have been unavailable on CD for all of these years, with several exceptions: 1977's "The Best Of ZZ Top" was released on CD, and this did contain the original mixes. Finally, in 2003, a 4 CD box set "Chrome, Smoke & BBQ" was released, which contained an abundance of these classic '70s recordings remastered in their original mixes for the first time on CD. The majority of each of these classic albums were included on the box set, but unfortunatly a few tracks from each album were left off.

木曜日, 10月 06, 2011

Steve Jobs スタンフォード大学2005年卒業式で行われた伝説のスピーチ

本日逝去されたAppleの創始者であり、元CEOのSteve Jobs氏の伝説のスピーチというものに今頃になって出会いました。
いつまでも記憶に留めたく、コピーさせて頂きました。

Requiescat in Pace .... 

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ありがとう。今日は世界で最も優秀と言われる大学の卒業式に同席できて光栄です。
実は私は大学を出ていないので、これが私にとって最も大学の卒業に近い経験になります。
今日は私の人生から3つのストーリーを紹介します。
それだけです。大したことありません。たった3つです。


最初は、点と点をつなぐ話です。
私はリード大学を6ヶ月で退学しましたが、本当に辞めるまで18ヶ月ほど大学に居残って授業を聴講していました。
ではなぜ辞めることになったか?
その理由は私が生まれる前に遡ります。
私の生みの母親は若い未婚の大学院生でしたので、彼女は私を養子に出すことを決めていたのです。
彼女は育ての親は大学を出ているべきだと強く感じていたため、ある弁護士の夫婦が出産と同時に私を養子として引き取ることになっていました。
ところが、私が生まれる直前に、本当に欲しいのは女の子だと。
そういういきさつで、養子縁組を待っていた今の両親は夜中に「予想外に男の子が生まれたので欲しいですか?」という電話を受けたのです。
彼らは「もちろん」と答えました。
しかし、生みの母親も後で知ったことですが、母親は大学を出ていない、父親は高校も出ていませんでした。
そこで、生みの母親は養子縁組の書類へのサインを拒みましたが、何ヶ月か経って、今の両親が将来私を大学に行かせると約束してくれたので、気持ちが整理できたようです。
これが私の人生の出発点になったのです。

17年後、実際に大学に入りましたが、私はあまり深く考えずにスタンフォード並みに学費の高いカレッジを選んでしまったので、労働者階級の親の収入のほどんどは大学の学費に使われていました。
半年もすると、私はそこに何の価値も見出せなくなっていたのです。
人生で何がやりたいのか私自身に考えがなかったですし、それを見つける手助けを大学がどうしてくれるか思いつきませんでした。なのに自分はここにいて、親が生涯かけて貯めた金を使い果たしている。だから退学を決めたのです。それが全てうまく行く道だと信じて。
もちろん当時はかなり怖かったです。ただ、いま振り返ると、これが人生で最良の決断だったのです。というのも、退学した時点で興味ない必修科目は受けなくてもよく、自分にとって面白そうな授業に集中できたからです。

寮には自分の部屋もなく、夢を見れる状態ではありませんでした。
夜は友達の部屋の床に寝泊りさせてもらってたし、食費のためにコーラ瓶を店に返して5セント集めしたり、日曜夜はハーレクリシュナ寺院のご飯を食べに7マイル歩きました。
これが私の楽しみでした。こうした自分の興味と直感に従うだけの多くの体験があとになって値
段がつけられない価値に変わったのです。

ひとつ具体的な話をしてみましょう。
リード大学には、当時おそらく国内でも最高のカリグラフィ教育がありました。
見渡せばキャンパスにはポスターから戸棚に貼るラベルまで美しい手書きのカリグラフィばかりだったのです。
私は退学したのですから普通の授業はとる必要もないのでカリグラフィの授業を受けて手法を学ぶことにしたのです。
私はそこでセリフやサンセリフの書体について習ったり文字と文字のスペースを変えていく概念についてつまり異なる文字のコンビネーション手法など素晴らしいフォントの作り方を学問として学びました。
フォントは、美しく、歴史的にも、芸術的にも、科学で把握できないほどの緻密さでしたのでそれは私にとって魅力的な発見となったのです。
フォントは、人生の役立つという期待すらありませんでした。
しかし、それから10年経って最初のマッキントッシュ・コンピュータを設計する時にその知識が役に立ち、マックの設計に組み込むことにしました。
こうして初めて美しいフォントを持つコンピュータが誕生したのです。

もし私が大学であのコースを寄り道していなかったら、マックには複数の書体も字間調整フォントも入っていなかっただろうし、 ウィンドウズはマックの単なるマネに過ぎないのでこうしたパソコンがいま世界に存在しないかもしれません。
もし私が大学を退学していなかったら、あのカリグラフィの授業に寄り道することはなかったしパソコンには素晴らしいフォント機能がないかもしれない。
もちろん大学にいた頃の私には、未来を見据えて点と点をつなげることはできませんでした。
しかし10年後に振り返えると、とてもハッキリ見えることなんです。

もう一度言います。 未来に先回りして点と点をつなげることはできない。
君たちにできるのは過去を振り返ってつなげることだけなんだ。
だから点と点がいつか何らかのかたちでつながると信じなければならない。
自分の根性、運命、人生、カルマ、何でもいいから、とにかく信じるのです。
歩む道のどこかで点と点がつながると信じれば、自信を持って思うままに生きることができます。たとえ人と違う道を歩んでも、信じることが全てを変えてくれるのです。

月曜日, 9月 19, 2011

次男がクルマと接触(激突?)事故!

三男の野球の試合応援中に 自宅で留守番していた長男から、次男がクルマにはねられたと現場に居合わせた人から電話があったとの連絡が。慌てて試合会場を後にする。(13:53)

その後 次男本人から妻に電話があり、怪我はたいしたことないとの事。意識もはっきりしているので一安心。救急車到着待ちとのこと。一緒にいた友人3人のうち一人も怪我しているとのこと。(14:00)

救急車到着して応急処置受けているがまだどの病院に行くかわからないとのこと。事故現場は自宅から7km程離れた隣の市。10時頃から友達とボーリングに行って昼ごはんを食べに行く途中だったらしい。(14:15)

搬送先病院が決まり本人から連絡あり。その約5分後警察からも搬送先の連絡あり。妻と長男を乗せて搬送先病院へクルマで向かう。15時前に到着。もう一人の友人は治療も終わって待合室にいた。初対面。彼の怪我は膝と足首のかすり傷程度。事故の状況を聞かせてもらう。

15:30頃次男が一旦治療室から出てくる。足を痛そうに引きずっているがそれ以外は普段と変わりなく一安心。頭のCTとほぼ全身のレントゲンを撮ったようす。その後約1時間別室で点滴を受ける。その間に怪我した友人のお母さん到着。

残りの2人の友人は警察の現場検証に立ち会っていたらしい。17時頃(事故発生から3時間後)一人は自転車、一人は走りで現場から3.5kmの道のりをやってきてくれた(空腹状態で)

点滴を終わった息子と一緒にレントゲンの結果を聞く。幸い頭部に異常もなく、骨もどこも折れたりヒビ入ったりしていなかった。小学校の時に体操と柔道習わせていたのでとっさに受身ができたのかも。

事故の状況を警察に電話で問い合わせた医師に、「結構大変な事故だったようなので、念のため後1時間半位病院内に留まるよう」に言われ、空いたベッドに案内される。どうも30km/hの軽自動車のボンネットに跳ね上げられ、フロントガラスを粉砕して道路に落ちたらしい。自転車は宙を舞ったという。(その後の話では、その自転車が対向車のフロントガラス直撃粉砕したらしい)



Macが好き!

「会社業務」で与えられる(過去の書類を開く、新しいスキルを覚える手間を省く、以前からのソフトを使い回す)ならWindowsかもしれないけど、身銭を切って買うならやっぱりMac!現行のWin7にはMacを上回る魅力は何もなかった。(4年くらい前のMacの方がまだマシ?)

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Win陣営は「売れる商品」として開発を頑張っているのでしょうが、Mac陣営は「本当に自分が使いたい物」を開発しているような気がする。それがMacならびにソフトに人格を感じる所以?

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「人格を感じる」=「作り手の顔が見える」という感じで。ポリシーが感じられるということになるかな。満艦飾(フル装備)ではなく何が必要かを見極めた選択が素晴らしい! 相性が合わなければどうしようもないけど・・・。外国車にあるようなスピリットが息づいています。

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でも時々 自作PCみたいにMacも自分で組み立てられたらいいな、て思ったりします。

日曜日, 9月 11, 2011

Lynyrd Skynyrd

今更ながら 何度聴いてもJohnnyのVocal好きになれない。

「Ronnieの実弟」という下駄をいくら履かせても生理的にどうしてもダメ。
"1991”の頃は良かったのに その後ドンドン変にコブシきかせて 悪くなる一方。

やはりRonnieは不世出のVocalistだったと改めて認識。

同じようにギター陣もAllen Collins, Steve Gaines失った事は大きい。
Garyのギタースタイルもいいのだが、その後加入した似たようなスタイルのギタリストとでは音が団子になるだけで聞き苦しい。

故Hughie ThomassonのギタープレイもThe Outlawsの最初の3枚までは良かったのだが その後は今一精彩を欠く。
'80年代の流行りか 変に音が厚くなっただけで、細かなニュアンスがスポイルされている。
Skynyrd加入後も残念ながら・・・。

リズムセクションも最近は鈍重で胃にもたれる。 


ということでやはり "One More From The Road" !!

水曜日, 9月 07, 2011

My Favorite Tunes

  • Lynyrd Skynyrd
    • Simple Man            1stアルバム "Pronounced Leh-Nerd Skin-Nerd" (1973)収録。抑え気味の演奏がGood!
    • Free Bird            南部音楽愛好家にとっての超有名スタンダード。Atlanta Fox Theatre でのライブ "One More From The Road"(1976)より
    • T For Texas            レイナードの演奏技術の高さが認識できる1曲。"One More From The Road" (1976)
    • That Smell            Steve Gaines参加の唯一のスタジオ盤 "Street Survivors" (1977)収録曲。新境地開拓かと思われたその矢先・・・。RIP 
 
  • The Outlaws
    • Green Grass & High Tides           背筋を駆け抜ける衝撃の戦慄とともに、南部に目を向けるきっかけを作ってくれた記念すべき1曲。1975年作品。

  • Henry Paul Band
    • Grey Ghost                      The Outlawsを脱退したHenryが結成。Istアルバム収録。Freebirdを彷彿させるGuitar Battle! 1979年作品。
    • So Long            同じく1stアルバムからのA面1曲目。OutlawsのCountry Flavorは彼の影響だった事が窺い知れます。Guitar Battle!

  • The Allman Brothers Band
    • Hot'lanta                      名盤 "Fillmore East"の中にあって "Statesboro Blues"の影に隠れがちだが 演奏の緊迫感・Grooveではこちらに軍配。1970年作品。

  • Dickey Betts & Great Southern
    • Bougainvillea                        Allmansを脱けたDickeyが結成したGreat Southernの1stアルバム収録。ゆったりとしたCountery Flavor漂う曲。1977年作品。

  • ZZ Top
    • Sure Got Cold After The Rain Fell           2ndアルバム "Rio Grande Mud" 収録のスローブルース。 " ... Not from the sky, but from my eye..." 1972年作品。
    • Asleep In The Desert                                      Billy 自らが「Ry Cooderからの影響」と言うTex-Mexの香り漂う楽曲。5thアルバム "Tejas"収録。1976年作品。

  • The Charlie Daniels Band
    • Texas                                                南部の重鎮の"Nightrider"(1975)収録。MTBのToy Caldwell参加。CharlieのFiddleが最高 !!

水曜日, 8月 31, 2011

日本では放送できない 報道できない 震災の裏側2

mixiで先輩に教えてもらいました。
以下 すべて引用です。
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shinsaiganbarou さんが 2011/04/25 にアップロード

テレビでは報道しない、
テレビで放送できない被災地の様子。
この事をみなさんに分かってほしい
東日本大震災のみなさん頑張ってください!
是非何か見て感じたら、多くの人に広めてください。

文字が邪魔と言う意見が多かったので削除しました。
ご遺体が映っています。

写真は海外サイトからお借りしています。
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どうしてこういう真実が我々国民に知らされていないのか不思議。
某国の報道規制と何ら変わらないじゃないか!

日曜日, 8月 28, 2011

Tejas / ZZ TOP


ZZ TOPの1976年発表の第5作。

初めて聴いたのは1978年 大学1年の時。前期試験の直前に試験勉強用に購入。
(ヘッドフォンで好きな音楽を聴き 外界の雑音を遮断することで集中できる、という変な癖あり)

ブルースとブギー一辺倒だったZZが 彼らの故郷Texas(スペイン語ではTejas -  テハス)のTex-Mex的フィーリングと軽快な変拍子も取り入れた「異色作」。僕自身は一番好きなアルバム。
この頃の全米ツアーはテキサスロングホーン(牛)やガラガラヘビ、コヨーテ等を引き連れた「テキサスショー」だったらしい。

で、数えきれないほど聴きこんだ挙句、1987年頃にデジタル・リマスターされたCD購入。
聴いた第一印象「????!!!」
サウンドが全く違う!
当時はLondonレーベルからWarnerに移籍し、"ELIMINATOR", "AFTERBURNER"のメガヒットを出し新たなファンを獲得していた時期でもあるのだが、どうやら昔のアーシーなマスター音源を無理やりデジタルエフェクトで加工(エコーをかけて ドンシャリにイコライジング 更にエンハンス処理)して"ELIMINATOR"風に仕立て直したようだ。

確かに'80年代を象徴する"ELIMINATOR"と"AFTERBURNER"をきっかけにZZ TOPを聴くようになったファンには'70年代ロンドンレーベルのサウンドは田舎臭かったかもしれない。
しかしあらゆる面で「これぞ '70年代アメリカンロック!」というサウンドから肝心の’70年代の雰囲気をごっそり削ぎ落したWarnerの仕事にはがっかりさせられた。
他の作品(1st〜Fandangoまで)も同じようにデジタルリマスターされているが(その後に購入した6Packで確認済み)音がクリアになって若干エコーが深めかな?という程度でまぁなんとかギリギリ許せる範囲。 Tejasは限界超えた処理ミス。

その後2003年に発売された"Chrome, Smoke & BBQ"ではマスター音源に近いサウンドに処理し直され、一安心したものの、ベスト盤ゆえすべての曲がリマスターされたわけではない。
Tejas収録曲のB面1曲目の"Ten Dollar Man"が大好きなのだが、"Chrome, Smoke & BBQ"にもその後に出た"Rancho Texicano"にも入っていなかった。
"Ten Dollar Man" 聴くたびにあの変に処理されたドタバタドラムが嫌で・・・(LP音源では軽快なスネアロール)

ついに本日 思い切って久しぶりにLP音源をCD化!
使用機材は前回のSteve Cropperの時とほぼ同じ。
Mac本体がMacBookProになった点と 使用ソフトがSound it 5.0にバージョンアップした程度。

今回は元の音が最高にお気に入りだったので 一切イコライザー等いじらず。
レコードプレイヤーのピックアップから出てきた音をそのままCD化。

やっぱり '70年代の音はいいね!

(補足 ラストナンバー "Asleep In The Desert" の02:28〜02:50の間にCDではLPにはなかったギターフレーズが入っている。ちょっとエキゾチックで「いい」と思えるのだが、なぜLP発表時にカットされたのか不思議。 "Chrome, Smoke & BBQ"でも入っていなかったのでもしかして「オーバーダブ」?)



土曜日, 8月 06, 2011

3.5インチ ハードディスク


昨日 前回から2年2ヶ月ぶりにハードディスク購入。
前回の「7ヶ月で800GB」よりは幾分消費ペースゆっくりになっている。

今回購入機種は前回に続き Western Digital社製。
それまではSeagate社製ばっかり使っていたのだが、どうも最近はWD社のほうが評価が高いようだ。(市場シェアも)
2009年1月の不具合以降 Seagate 評価落としたようだし、相変わらず高速アクセス性能はSeagate製が上回るものの、最近の世相に合わせた「エコ仕様(Seagate 7200rpmに対しWD 未公表ながら推定5400~5900rpm)」のWestern Digitalが株を上げている。
内蔵にしてSATA接続すれば回転数の違いは即アクセススピードに反映されるが、USB2.0の外付けで使用するには転送速度上限480Mbps(理論値)がボトルネックになって性能発揮できないし、バックアップ目的なら速度もそんなに必要ないかと・・・。
2008年10月に2.5インチ買って以来3台目のWD。 (あの頃はSeagate全盛期)
今回は 2TB(2000GB)購入。(http://goo.gl/DatTI)
前回1TB買った時よりもおそらく値段安くなっていると思う。(1TBで1万円近くしたような気がする。今回は6,280円)
思い起こせば最初の外付けHD(I.O.データ)は40GBで3万円台半ば。
続く120GBのI.O.データは2万円前後。
その次からバルクのベアドライブと外付けケースとの組み合わせを使うようになったのだが、(Firewire400/USB2.0ケース 約1万円は別として) 160GB, 250GB, 320GB, 640GB, 1TBと買うたびに大体1万円前後しか払っていない。
同じ事はデジタル一眼レフカメラで使うCFカードにも言えて、最初(2002年夏)は128MBで12,800円だったのを覚えている。(当時は100円/1MBが相場)
それが買うたびにほぼ1万円の枠で 258MB, 512MB, 1GBとなり、2GB買ったときは7,980円、4GB買った時は4,980円だった。
話はそれるが、こちらも2GBまではLexarのProfessionalシリーズを頑なに使い続けていたわけだけど、何年か前 CanonとNikonの特定機種で あるロットのCFカードに「画像データ消失」の問題があり(幸い自分には該当しなかったけど)、それ以降急速にLexarのシェアが減り(それでもしばらくはLexar指名買いしてたけど)、今や売り場面積の多くがSanDisk製で占められている。
現在やはり勢いのあるのはSanDiskで自分も最近買ったCFとSDはSanDisk社製。
Lexarのゴールドのラベルデザイン好きだったんだけどな・・・。

と言うようなわけでデジタル・コンピューター関連事業の技術的進歩・発展のめざましさと、価格競争とシェア争いの厳しさ、一度の不具合が引き起こす信頼低下の影響の大きさを改めて感じました。
結局はデジタルは0と1、あるかないかの世界なので、不具合=0ということになってしまうのだろうか。
世の中の他の事にもこの風潮は影響しているように感じられる。
アナログ的曖昧さは徐々に影を潜め、All or Nothing になりつつあるのかも。
我々の仕事にもかつてのような曖昧さは許されず 一度のミスが命取りになりかねないかも。
(まぁ 戦場での戦士の任務に当てはめて考えれば 当たり前の事だけど・・・。)

Photoshop解説書

昨日 Photoshopの解説書を買った。

長い間CS(Ver.8)を使っていたのだが、Intel Mac導入を機に 手持ちのCS4も使わないままCS5(Ver.12)にアップグレード。(CS→CS4へ有償アップグレード後、CS5への無償アップグレード)

さすがにバージョンが4つも上がると いろんな機能が追加されていてよくわからない。
近年は紙のマニュアルはどんどん簡素化されていて、CS5にいたっては別売との事。

ヨドバシの書籍コーナーで約1時間かけて十数冊を吟味。
同じマニュアル本でも アプローチの違いでいくつかのタイプがある事に改めて気づく。
  1. 著者(写真家)の作品を元に「この写真はこのような作業を経てこういうようになりました」と懇切丁寧に解説。作例はかなりマニアック。ちょっと見ではどこがどう変わったか良くわからない。(それほど事細やかな解説)
  2. いわゆる「逆引き」で「こういう加工がしたい時は何をどう使えばよいか」を索引形式で説明してくれるもの。作例は一般的。(若干作品性あり)
  3. どのような機能が搭載されていて、どういう効果があるかを簡略に説明してくれるもの。あまり詳しい説明はなし(後は自分の頭で考えろと言わんばかり)。作例はシンプル・端的で非常にわかりやすい。(かえってイメージが広がる)
色々迷った挙句、すでにPhotoshop7年くらい使っているので大方の機能は理解している(つもり)ということで、一番そっけないようで実は一番広範囲の機能に触れている 3. のタイプを購入。(一番優れているという訳ではなく、たまたま自分の状況にあっていたということで)
他人の作風真似るわけでもなく、エフェクト効果が面白くて画像加工するわけでもないので、自分の持っている道具がどのような機能を持っているかを普段から把握しているほうが 色々と応用が利くと思って。

初心者には懇切丁寧がいいようだけど、結局はその枠から広がって行かないような気がする。丁寧であれば丁寧であるほど状況を限定してしまうし、かと言ってあまりにも基本的過ぎると どの状況でどれをどう使ったらいいのか迷うだろうし・・・。
マニュアル本制作の難しさを改めて考えてしまった。

でも結局は「無闇と細分化された機能が横並びでてんこ盛り」よりは「基本機能 + 系統化されたバリエーション機能(カスタマイズ可)」の方が直感的に使いやすい。
Adobe Photoshopが業界スタンダードになっているのはやはりそのインターフェイスに因るところが大きいと思う。(でもLightroomはちょっと難しかったな・・・)


しかし新しいMacBook ProのQuad Core+8GBメモリの効果はすごいな~。
以前とは比べ物にならない作業効率の良さ。

これでしばらくまた「Photoshop三昧」になりそう。

(参考までに 購入した書籍はこれです)

土曜日, 7月 23, 2011

MacとWindowsのフォント表示の「美しさ」の違いについて

MacBook Pro(MC721J/A CTO Z0LZ)買ってから以前にも増してMacのフォント表示の美しさに満足。


5ヶ月ほど自宅でWindows7使ってたけど 文字表示の見にくさ(醜さ!)はかなりのもの。
「速い」ので我慢して使っていたけど MBP購入後は全く使う機会なし。
Windowsで使いたいソフトも結局ひとつもなかったし。
元から「他人の作ったものを表示すること」が得意だったWindows OSのはずなのに、そのフォント表示がこのレベルじゃぁね・・・。 (参照記事)

MBP以降 同じようにWebサイト見ていても 目が疲れなくなった。
同じソフト(iTunesやFirefox、Thunderbird etc.)使っていてもシステムフォント自体が違うせいか、どうもWindowsのほうが 1〜2世代バージョンが古いような印象を受けてしまう。

5ヶ月間Windows7使ってみて結局は一回もHP, ブログの更新にも使わなかった。
Twitter, Facebookに使った程度かな。 (画像整理にも使わなかったな・・・)

これでクリエイターといわれる人間が どうしてメインでMacを使うのかがよく解った。
Windowsは向かっているだけでどんどんモチベーションが下がって行くのに対し、Macは集中力を維持でき 時折その秀逸なインターフェイスがインスピレーションを与えてくれる・・・ような気がする。(信奉者の盲目的な想い込み、あばたもえくぼ かもしれませんが)

他には 各アプリケーションソフトの動作にしても Windowsは「ピッ」と動き、片やMacは「スッ」と動く感じ。(すごく抽象的な表現です申し訳ないですが)
好みの問題でしょうが 個人的にはMacの挙動のほうが美しく感じられます。


個人的には大好きなMacですが、唯一気に入らない(どころか目を背けてしまう)のが一連のTVでのCM(日本版)
「絶対にあのTVCM作っているのはMacユーザーじゃない!」と思わせるほどの質の低さ。
制作環境としてMacは使っているでしょうが(かなりのシェアがあるはずなので)、自身がMac愛好家ではないと思ってしまいます。(人物(日本人)の出てこないCMは本国制作(?)のためかハイセンス!)
どこがどうとかは指摘はできないのですが、あの雰囲気ってどう見てもMacじゃないよね。
少なくとも Steve Jobsやその他多くのMacデベロッパーやユーザーが長年かけて築き上げてきた「文化・世界観」とは異質な気がします。

というわけで、Twitterで140字溢れたので 久々にブログに書き始めたら 気がついたら結構な文字数に・・・。(これもMacの成せる技か?)

金曜日, 7月 15, 2011

世代交代

長らく体の一部のように働いてくれていたカメラとパソコンを 相前後して新機種に交代。
D200はさすが15万回シャッターテストの耐久性を謳うだけあって ほとんどトラブルなし。
一度極寒のコンディションでバッテリーが原因でシャッター切れなくなったことあったけど、それ以外は定期的なCCDローパスフィルターの清掃以外 サービスセンターのお世話にはならなかった。恐るべき耐久性! さすがニコン。
この類い稀なる堅牢・耐久性に基づく信頼性ゆえに我が家では父の代から半世紀以上に亘りニコンを愛用。 http://goo.gl/oUvNW  
ここ2年ほど D300の後継機種D400の発表を心待ちにしていたが、結局D400は出ず 後継機種はマイナーチェンジ版ともいえるD300sに。(2009. 8.28.)    http://goo.gl/Vqlsh
ここまで待ったのだからD400発表まで最早カウントダウン状態のはずだったが、これ以上200に頑張らせるのもちょっときついかな?と思い始め、そしてあんまり無理して結果的にクライアントに迷惑かけてしまってもな~という想いから、ほぼ末期モデルになる「熟成の域に達した」D300sを調達。 
ロケでは長時間首からカメラぶら下げっぱなしである事や、現実2000万画素超のクオリティーを要求される機会も少ない事、標準のFXサイズのレンズはフィルム時代からほぼ揃っているにもかかわらず デジタルには最新設計のDXフォーマットの物の方が描写がシャープな点(新規設計される数は少ないものの FXレンズもそれ以上に素晴らしいが、如何せん価格が非常に割高に感じられる。そして高級感があるのは確かだが「必要以上に重い」と感じられる。
現在でも80~200mm AF F2.8と60mm AF Microの2本は「名機」だと思うが、それ以外の多くがやはりそれなりの結果に。
考えられるのは後玉がフラットに設計されているものは画像素子前のローパスフィルターで反射した光を再度反射してしまい、減衰しながらも無限ループに近い影響も出ているのかも。
フィルムでは感材表面で乱反射していたものがレンズ側にまっすぐはね返ってしまっているのかも。
最近開発のレンズは後玉が球面処理されている(反射防止コートも施されているかも)などを考慮したうえで最終的にはコストパフォーマンスという点でDXフォーマット最高機種に決定。

基本的にはD200を踏襲しているので大きな操作上の違いはなかったが、より高度に多機能化した操作方法をマスターするのが結構大変。
夜間撮影もあるため手探りでの操作性も良くないと。
その点 背面液晶ディスプレイですべての操作設定が確認できる機能は大助かり。

低減した高感度ノイズと 進化したアクティブD-ライティング、極めて正確な露出制御にかなり助けられそう。


そしてついに先日、なかなか新機種に踏み切れなかったMacを新調。
この春にDellのノートブック(Windows7 64-bit Intel Core i5) 買ってみたけど、どうもWinは他人の作ったコンテンツを見るには良い(テレビのように受動的)けど、何かを自分でしようとするとどうも意欲をそがれる気がする。
使ってみて実感した「クリエイターがWindowsを使わない理由」。
LionになってRosettaサポートされなくなるという噂も耳にし、なんとしてもLionプリインストール機種が出回る前にMacBook Pro入手しなければと思ってSofmapへ購入しに行く予定の前日、他の用事で行ったホームセンターの隣にある「パソコン工房」に立ち寄ったら程度の良さそうなMacBook Pro 15インチが・・・。
2011Earlyって現行機種? ということで「このMacについて」でハードウェアスペック詳細に調べたら確かに4GBメモリーを2枚搭載し、さらにこっそりHDまで通常の5400rpmものを7200rpm物に載せ換えている、いわゆるCTOもの(MC721J/A Z0LZ)。このオプションだけで+27,615円。
 今年の2月末にリリースされたもので、OSの再インストールは6月20日になっていた。
それで68,000円も安いのはどう考えても「掘り出し物」。
ここまでCTOでカスタマイズしておきながら そそくさと手放すとは、なんかそのMBPが少し不憫に思えた。
たまたま「こいつ」に出会ったのも何かの「縁」と思い、翌日午前中にその店に出向き無事Get。
メーカー保証が少なくとも8ヶ月は残っているはずだったけど中古販売では「メーカー保証」は消滅するらしい。(オークションでの個人売買では引き継げるようだけど)
「1ヶ月の初期不良保証」はついていたので それに「3年保証」を追加。

(その後、前オーナーがAppleCare Protection Plan 34,800円 に加入していたことがサポートページにシリアル番号入力して初めてわかった。Appleサポートセンターに問い合わせたところ 契約者が機種変更手続きをしない限り保証は付いて回るとのこと。ほとんど未使用の新品同様の品を10万円以上安く入手できた計算! ラッキー!    2011.08.01.


問題は持って帰ってから。
設定をしようとしたら、前オーナーの情報を消すためにHD初期化してあるわけだが その後のOS再インストールセットアップ時に管理者が「user」でパスワードまで設定されていた。そのあたりの説明メモはどこにもなく、何をするにも管理者権限で撥ねられるため「久しぶりに」HD初期化してOSクリーンインストールする事に。
ときどき業者が扱う中古品は「権利の問題」か何かでOSインストールディスク付いてこない事もあるようで、プリインストールに問題が生じた場合にどうしようもない事になる。
今回はそのあたりも細かくチェックしたので(欠品0)  安心して再インストール作業に踏み切れたが、Macの場合 その機種にしかインストールできない仕様になっているので 違った機種のディスクが付いてきていたらもうどうしようもない。(初期化してからでは遅いので)

Mac初心者が手を出していたら本当にどうしようもない状態だった。
もしかしてこの初期設定ゆえ何度か返品されて値が落ちていたのかも?

無事Snow Leopardもインストール終え、PhotoshopCS5もインストール完了。あとはシェアウェア類をインストールすればいいのだが、大概のシェアウェのシリアルナンバーはメールで通知してきて、そのままメモもせず放置してあったので 古いほうのMacからシリアル引っ張り出すのが結構面倒な作業。なによりもそれらのソフトを今までどおりの環境に再現するための設定が一番大変そう。(100近く使っていたかもしれない・・・)

外部ストレージへのバックアップ設定も変えなければいけないし、今まで問題なく当たり前に動いていたものをそのままの状態で移行するというのは結構労力のいる仕事。
(うまく稼動して当たり前だけど ひとつ設定間違えるとシステム全体のバランスが崩れる)
週末はこれら(MacとNikon)のセットアップに追われそう。(土曜日は尼崎記念公園ベイコム野球場で関学高等部の甲子園予選。息子のチームメートだったK君がエースを務める。応援に行く予定)

月曜日, 4月 18, 2011

3/13〜19 (from Twitter)

 

2011年03月13日(日)

RT @mutamac: 自衛隊10万人体勢というのは、陸自の人員は15万人だからほぼ総出動に近い体制。戦時なみの動員ということになる。
posted at 10:53:29

RT @miku0dears: 今、原子炉に水を無理くり入れているのは自衛隊。 命の危険が迫っているのに 今なお日本国民の為に戦ってくれている彼らに労いと感謝の気持ちがある方は 公式リツイートをお願いします。
posted at 13:08:11

RT @utchie: 被災地は野菜、果物、米の大産地。花の産地もある。今年の食料にも影響が出るだろうな。今、これらの産地の農作物を積極的に購入することで、何かしらの助けにならないのかな…。
posted at 13:13:55

今日 父がヤマトの営業所に荷物出しに行ったけど、他のお客さんが茨城方面(被災地)への荷物断られていたようです。身内への救援物資も送れない状況。
posted at 23:59:38

2011年03月14日(月)

BREAKING NEWS UPDATE: Massive 8.9 Magnitude Earthquake Hits Japan; Triggers Devastating Tsunami http://goo.gl/z9F5E
posted at 08:57:23

心に残るつぶやき  #prayforjapan http://goo.gl/pknpG
posted at 10:33:30

日曜日, 3月 13, 2011

東北地方太平洋沖大地震

早速Wikipediaに http://goo.gl/ZfuoI

3月12日未明から13日朝までのTwitterまとめです。

3月12日
RT @_XEN_: 【簡易トイレの作り方】便器の中にビニール袋を二重に入れ、口の部分の一部を管などに括る。ビニール袋の中に新聞紙を入れ、消毒液を入れるか、スプレーす る。必要に応じて、ビニール袋を替える!水がなくても大丈夫!阪神淡路大震災の時、自衛隊員から伝授されました
posted at 12:41:14

RT @salucifer: 被災に合わず、ただ見ているしかできなかったと落ち込んでいる奴。「こんなときに仕事なんて」「バイトなんて」「勉強なんて」と思っている奴。健康で無事 で安全なら、いつも通りに生活しろ。いつも通りに笑って、いつも通りに生きろよ。そのお前の普段どおりの行動こそが、何よりも日本を活気付ける。
posted at 14:13:32

RT @yoshidamasaki: 電力については東京電力が公式にエリアと時間帯を明示しています。みなさん協力をしましょう。http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031212-j.html はっきりと情報を共有するために。
posted at 14:14:20

RT @NHK_PR: ツイッター社より「多くの方が非公式リツイートを利用すると、同じようなツイートが重複し、重要なツイートが埋もれます。ツイートを拡散したい場合は公式 リツイートをご利用ください。公式リツイートなら自分のタイムライン上には1つしか表示されない仕様になっています」(NHK_PR要約)
posted at 20:04:34

土曜日, 3月 12, 2011

東北大地震

3.11.地震直後~12.未明 のTwitterまとめです。

3月11日
 @kinme_ 僕はパソコン工房にいたのですが、足元がフワフワしたので「血圧のせい?」と思い、店を出ました。尼崎で震度3だったらしいですが 震源地東北の宮城? だったらメチャクチャ大きな地震ですね。父が伊予西条打合せの帰り道らしいですが 岡山から新幹線止まっているみたい。
posted at 16:47:13

@utchie よかった! 心配してました。
posted at 17:14:26

RT @Ms_Dennys: デニーズでは安全の為、一部店舗の営業を見合わせておりますが、営業を続けられている店舗、設備に問題がない店舗では、帰宅途中の皆様へトイレのご利用や飲料のサポートを行いますので、ご利用下さいませ。
posted at 19:04:54

@kumaritayo 無事でよかったです。余震が続いているようですが お気をつけて。
posted at 19:06:29

RT @astro_3: 【至急】宮城県東松島市矢本町営グラウンド付近で津波によって取り残されている人たち救助を待っています。どこにも連絡が取れないため救助をおねがいします。誰か助けてくださいお願いします。#jishin #j_j_helpme
posted at 19:07:48

RT @NITO_chan_: RT @theaterKASSAI 池袋近辺で帰れない深夜帰宅になってしまいそうで帰りたくない方のために待機場所として機能させます劇場内で夜を明かせるようにいたしますのでもしいらっしゃったら3階事務所まで。劇場なので寝具や食事はありませんが暖はとれます。東池袋1-45-2長谷ビル
posted at 19:08:12

RT @cafemaster: RT : ガスが止まってしまった方へ。東京ガスは震度4で自動停止機能が働く。復帰は簡単。メーターの左上にある黒いキャップを外して中のボタンを奥まで押しこ む。メーター上部の赤ランプが3分点滅するので、その後復活。たまたまお向かいの息子さんが東京ガス社員だったので教えてもらいました。
posted at 19:09:23

RT @YS6shinyaSB8: 関東交通機関まとめ:各鉄道の状況(ネットから):JR→全部ダメ。メトロ→復旧見込み立たず。都営→サイト落ち。京急→全部ダメ、停電。東急→全部ダ メ。小田急→全部ダメ。京王→ネット落ち。西武→ネット落ち。東武→ネット落ち(一日運転中止との情報も)。京成→全部ダメ。 拡散してー
posted at 19:10:01

RT @mondohyde: 東京タワーが曲がったらしい・・なにかの象徴なのか
posted at 19:10:20

金曜日, 3月 11, 2011

Windows7 64bit

先日 家族用という名目で購入したWindowsパソコン。

初めての未経験領域のWindowsなので、コストパフォーマンス優先で適当に、と言うか「赤」に惹かれて購入したDELL Inspiron 15R(Tomato Red)。
商品到着してからも仕事で忙しかったせいもあり、未開封のまま数日間放置状態。
ようやく3日前に箱から出して恐る恐るセッティング。

Windows自体にあまり興味がなかったので 今まで操作することもなかったし、関連本を見たこともなかった。
電源の入れ方およびシャットダウンの方法も知らなかった。

初期設定時、キーボードの入力方法を尋ねられたが、言葉のニュアンスがMacとは違ってチンプンカンプン。
Winユーザーの友人に電話して教えてもらう。
その後はもうほとんど勘でセッティング。 幸い壊れずに最後まで設定完了。

翌日朝からFirefox, OpenOffice, iTunes等をインストール。
午後からプリンター、スキャナー を使えるようにしようとしたら・・・
スキャナー2台が古いせいもあり、なんとWindows7の「64bit」には未対応。
しかも今後の対応予定もないという! 

EPSONフラットベッドスキャナーの方はWindows7 32bit用のドライバーで「反射原稿」のみスキャンできるようになった。
しかしフィルムなどの透過原稿は「作動せず」。
NIKONの35mmフィルムスキャナーは、実はMacでもOSX10.3までしか正式サポートしておらず それを10.4.11で動かしている状態。(それもあり、新しいMacに移行できないでいた)
メーカーサイトではWindowsの方が新しいバージョンに対応していたが、それでも「7の32」の動作確認がとれたというだけで「64bit」は動かないという。対応ドライバーを出す予定もないということ。
今のMacが壊れたらフィルムスキャンできないということか・・・と落胆。
(フィルムスキャナー自体、メーカー各社が製造を中止している。オークションで中古を入手するしかない状態。当然対応OSは古い。)

そんな中、Googleで「Windows7 64bit NikonScan4」で検索したら、凄いブログに遭遇!
  ( http://goo.gl/x0e78 )
なんと非公式ながらドライバーを書いちゃったというのだ。
「ドライバー」を公開しているのではなく、ソースの公開。
Win使い始めてわずか二日目にしてソースに手を出すことに。
記述通りに作業を進めた結果 無事にCoolScan ED IV作動! 全く問題なし。 しかもCPUが高性能なだけに処理早いし。

こういう時にはやはり圧倒的にユーザーの多いWinの方が有利なのかなと感じた次第。
(こういう風にしてだんだんとUNIX, LINUXの世界にはまっていっちゃうのかも・・・)


同じDELLでもビジネスモデルのWindows7が32bitだった理由がわかった。
最先端よりも互換性重視ということだったんだ。
Macではその辺り気にしていたけど、Winに関しては無頓着で踏み込んでしまった。

Twitterの方にもつぶやいたけど、フォントの汚さもあるとはいえ、まぁ思ったよりは悪いOSではなさそう。(よくMacOSについてきていると 褒めてやりたいぐらい)

結局は大多数のユーザーに支えられてフリーウェアがたくさんあるというのがWindowsの利点かな?
これはこれで大きな魅力の一つ。


しかし今回このブログをWinで書いているのだが「フォント」がどうにかならないか すごく不満!
「ヒラギノフォント」入れたけどMacのようには美しく再現されず。
Clear Typeテキストチューナー使ってもシステムのインターフェイスは改善されるけど、Webコンテンツ等は殆ど変わらず。
なんかいい方法ないのかな?


とりあえずは64bitでも手持ちのスキャナーが使えるようになってメデタシメデタシ。

土曜日, 2月 26, 2011

iPod用 イヤフォン

先日購入したSONYのMDR-EX300SL、気に入ってます。
http://www.sony.jp/headphone/products/MDR-EX300SL/

まず装着感がGood!!
時々夜寝ながら聴いているのですが、横になって枕に耳を押し当てる状態になっても従来の物のように耳が痛くならない。
それと、密閉型特有の耳の中に突っ込んだ時の空気を押し込んだような圧迫感がない。

音質は さすが希望小売価格6000円弱という事もあり、それなりの品格のある音。
J-Popや最近のエレクトリックサウンドにはオーバークオリティーでしょう。
合わないというわけではなく「もったいない」という感じです。
僕の大好きなSouthern RockやBlues Rockにも正直オーバークオリティー。
逆に Jazzやクラシック、アコースティックでは 今まで聞こえてこなかった音が聞こえてきます。

耳への装着が的確なせいか、音の定位がすごく良く、密閉型による外部ノイズの遮断と自然な低域(ブーミーでない)により目をつぶるとあたかもコンサートホールで聴いているような臨場感を味わえます。

上のシリーズになれば更に音に磨きがかかるのでしょうが、このクラスが一番コストパフォーマンスが高いのではないかと思います。
ある程度は消耗品的な考えもせざるをえないですし。
自宅で使っているAudio Technicaの密閉型スタジオモニターと同じくらいの高品位の音が楽しめるのが嬉しいです。値段は5倍くらい違うのに。

アコースティックな音の響きと臨場感を味わえるiPod用イヤフォンお探しの方にいち押しです。新モデル310SLが出たので300SLは1000円ほど安くなっているようです。
新しい310の方がいいのでしょうが、2,480〜2,980円位のを買うくらいなら追加の1,000円ちょっとは値打ちありです。(以前 2,500円程のものを買って、低域の貧弱さに嫌気がさしました。中高音域の解像度はまぁまぁでしたが。で、イヤフォン断線してしまった長男にやっちゃいました。でもその息子でさえ 300の音を聴いて「メチャええやん!」  高校生でもわかる音の良さです。)

というわけで、別にSONYの回し者でも何でもありませんが。
コードが片出し方式ですが、それがイヤという人以外にはおすすめ。
あえて不満があるとすれば、そのコードの分岐点のプラスチックカバーがちょっと大きいめでラウンド処理してないせいもあり、時々左の襟にひっかかる程度です。

MJQの "The Last Concert" や、Paco DeLucia & Al DiMeolaの "Friday Night In San Francisco" 、PINK FLOYDの「狂気」なんかを聴くと最高でした。


日曜日, 1月 23, 2011

スネアドラム

高校に入ってから音楽に興味を持ち始めた長男。
現在クラブ活動(バレーボール)の合間にベースを練習中だが、どういうきっかけからかドラムにも興味を持ち始めた。
現在 僕の後輩からJack Bruceも使っていたという高価なベース(時価10万円)を借りている身分で「お金が貯まったらFender Jazz Bassを買う!」とか言っていたのに、最近急に「電子ドラムが欲しい」と言い出した。

僕が高校生の頃は Pearlの練習台(REMOヘッドの張ったやつ)でパカポコパカポコ練習に励んだものだが、最近の電子ドラムは凄い!
音もリアルで、ヘッドフォンで使用する限り 練習台よりも静かかも?

ドラムなら父親が資金援助するかも?という魂胆らしい。
(交渉保留中・・・)

で、予てより一度見せてくれといわれていた僕が使っていたスネアドラムを 今日押し入れの中から引張り出してきた。

実は次男坊が小学校の音楽会で「小太鼓」担当になったと聞いた時に、彼には見せたのだが長男は見ていなかったらしい。(ちなみに直近の音楽会では三男が大太鼓---2年前はカウベルとトライアングル)
そんなわけで実に5年ぶりに対面。
1979年モデルのPearlのJupiter Snare Drum。(http://goo.gl/8hJzN)
ブラス(真鍮)製の6インチ半の深胴モデル。(通常はスティール製あるいは木胴で5インチ)
独自のスナッピーのパラレルアクションを採用し、当時のYAMAHAの切削リム採用モデルと双璧を成す国産トップモデル。
これに当時流行りだった「REMOのCSヘッド」の対抗製品「LUDWIG ROCKERS Silver Dot Clearヘッド」に張り替えて使っていた。(CSは黒ドット)

息子 一目見るなり「スゲッ!」
持ってみて「重!」
手でヘッドを弾いてみて「音デカ!」

その後 バスドラ用のキックペダルも触ってみて「凄いな〜」を連発。

スティックケースの中のスティックの数にも驚いていた。
30年近く前のスティックだけど1本1本反りを吟味して買ったものだけに、反っていたのは僅か1本だけだった。(当時の価格で1セット650円から1500円)

当時は心斎橋の三木楽器でバイトしていたので2割引で購入できたが、スネア本体が定価58,000円、ペダルが15,000円、ドラムイスが12,000円、ジュラルミンケースが18,000円だったように憶えている。
(Silver Dot 14inchは4,000円位だったかな〜。何故かこれだけ記憶がない)
結局楽器店のアルバイトで稼いだお金は 全部その楽器店で使ってしまっていた。(レコード・オーディオ含む)

一時期は 叩く機会もなくなり、手放す事も考えていたが「どうせ二束三文にしかならないのなら」と押し入れにしまい込んでいたが、いつの間にか息子が使うかもしれない状況になってきた。

長男はベースがメインだと思うが、二男・三男もどうなるかわからない。
自分の使っていた楽器が子供達に受け継がれるってなんか嬉しい。

最近、長男・二男のiPod nanoに 頼まれてサウンドファイル入れる度にこそっとZZ TOPやEAGLES, JIMI HENDRIX, LED ZEPPELINなんかを混ぜている。
何曲かは聴いてくれているようだ。

しかし30年経ってもあまりにもコンディションが良かったのには驚いた。
手垢を綺麗に拭いて収納していたのが功を奏したようで、スナッピーもヘッドも緩めにしておいたので劣化はほとんどなし。

近々このスネアを使って久しぶりにジャムセッションしようかと画策中。

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追記 (2012.01.08.)
実は昨年3月11日午前中に、長男は修学旅行で長野にスキーに行っていたけど、出発前夜にネットで注文したRolandの電子ドラムが届いた。
その後 ベースの練習時間よりドラム叩いている時間のほうが長くなり、現在は4つのバンドにドラムで参加しているらしい。
今度レパートリーに ZZ TOPの "Sharp Dressed Man" が候補に上がっているらしい。

先日の練習にはこのJupiter、重いのに持って行ってた。
今日は練習の帰りに 楽器店でPearlのダブルキックペダル注文してきたらしい。

手放さなくって本当によかった・・・。

日曜日, 1月 16, 2011

寒さでカメラが・・・

今日はこの冬1番の寒さ。(しかも記録的な寒さらしい)

朝8時過ぎに自宅を出た時、氷柱がぶら下がっていた。外気温 −1℃!

で、今日は三男が所属する少年野球チームが主催する「疾風カップ(Cリーグ)」の開会式。
チームの世話役の方から、写真撮影を頼まれていた。

現場は塚口の三菱グラウンド。(気温は0℃前後)
09:30からの開会式だったが テストを兼ねて 参加チーム(51チーム)の雑感スナップを09:10頃から始める。

09:40ごろ選手の入場が終わって、いよいよメインの主催者(監督)挨拶という瞬間、シャッター切ったらミラーアップしたまま戻らない! Err(エラー表示)が点滅! 一旦電源スイッチ切って 再度電源投入。フォーカス合わせてシャッター切るとまたエラー!!
何度かバッテリーを抜いて入れ直してみたりいろいろやってみるがシャッター切るとその時点で終わり・・・。
ベンチに置いていたカメラバッグを探し出して(他の参加チームの関係者がバッグの前に座っていた)、開けてみたが 今日に限って(仕事じゃないという事もあり)スペアカメラ持っていなかった。コンパクトデジカメも駐車場のクルマの中。思わず携帯電話のカメラで写そうと 思ったが それさえポケットから取り出す暇も無く・・・
続く 選手宣誓も「1枚でも写ってくれ!」という思いも虚しくすべてエラー・・・・

魔の3分間。

結局撮りたかった写真写せず。 (事前にカメラポジション、アングル決めておいたのに)

世話役の皆さんに冷や汗かきながら 事情説明とお詫び。
金を貰う貰わないに関わらず、引き受けた仕事は常に一生懸命やってきただけに すごく落ち込む。
(やはり心のどこかに気の緩みがあったのか? だとしたら「反省!!」)

開会式終了後 バッグに入れてあったスペアのバッテリーを装着したところ何事もなくシャッター切れる。連写もOK。(????)

当初カメラの故障を疑い、速攻で サービスセンターに直行する予定だったが、どうやら0℃近い気温でバッテリー能力が低下し、充分な電力をカメラに供給できなかったのが原因のよう。

後の祭りだが、あの時にポケットにスペアバッテリーを入れておけば・・・と思ったけど、果たしてその時にその対処ができたかどうかは???
なぜなら エラー表示が出てもカメラ装着の2本のバッテリー残量表示は86%と96%(前日に両方ともフル充電しておいたので。ちなみに100%でないのは寒さのため若干能力低下しているため)だったので そこまで咄嗟に頭が回ったかどうか。
正直 頭の中が一瞬 真っ白だったし。

今までほとんどの仕事は 撮影の進行具合を自分でコントロールできていたので、何かトラブルがあってもすべてその場で解決可能だった。
今回のような「待ったなし」はかなりプレッシャー。
(大体 バッグは手元に置いておけるのだが 今回は条件が厳しかった。素人さんが混在するとこちらが主体に振る舞えないので)

思い起こせば 今日のこのコンディション(外気温0℃前後の屋外)での撮影って 10数年前の雪の降る高野山以来。(NHK四国八十八ヶ所の仕事)
あの時はまだフィルムカメラだったけど、電源能力が低下してモータードライブの巻き上げ速度も遅くなり、シャッターも切れなくなった。
今回は画像もチェックでき、AFも作動し、シャッターもレリーズできたのにメモリーへの書き込み途中で電源供給不足が発生した模様。

動いていたからわからなかったけど、それほど今日の気温は低かったということでしょう。

あと3分 トラブル起きる時間が遅かったら何の問題も無かったのにと悔やまれる。(実は開会式の始まりが5分遅れ)

幸い「参加チームが一杯で大盛況」という写真は撮れていたので、「それで大丈夫です」と慰めてもらったけど・・・悔しい!!

その後 会場を尼崎魚つり公園グラウンドに移してAチームの試合撮影。
当初撮影の予定じゃなかったけど(金網フェンスが邪魔で撮影し辛い)、朝の失敗の埋め合わせのつもりで 脚立に登りっぱなしでフェンス越しに撮影。
海際のグラウンドで 風も強かったので 体感温度は氷点下!!

やはり最初、カメラの調子優れず。
対応策として、一方のバッテリーを外してポケットで保温しておき、適当なタイミングで交互に入れ替えて使えば問題がない事も確認できた。

撮影のタイミングで 数年ぶりに遭遇した大寒波。
最近の電子機器は寒さに弱い事を痛切に実感。
推奨使用環境10℃〜30℃とかよく目にするけど、これほど許容範囲が狭いとは思わなかった。(パソコンも40℃位で熱暴走するし)
結局は機械までも 人間が「快適」と思える環境でしか作動しないわけ?
人間は暑さ・寒さに耐えて頑張っても、機械の方が先にダウンしてしまう・・・。

少年野球の皆さんには大変申し訳ない事をしてしまいましたが、「仕事の時」でなかったのが自分にとってはせめてもの救いでした。
これを教訓に 寒い現場ではポケットに予備バッテリーと、更に緊急用コンパクトデジカメも入れておこうと決心。

自分の事ばかり書いたけど、友人T君のお嬢さん、今日センター試験だったようだけど あちらも寒くて大変だったんじゃないかな?


(ちなみに魚つり公園のトイレ、昨夜の冷え込みで水道管破裂したようで、水が出なくなっていた。--- 元の水栓を開くと水が吹き出すので止めてあった。自分の記憶にある限り数十年ぶり) 


帰宅後 知人から教えてもらった「ガラス戸へのプチプチ貼り」実行。(断熱効果高いらしい)

月曜日, 1月 10, 2011

LOOP (Anthology ~ In Memory of Kenshi Nakao)

先日 高校からの同級生(昨秋 一緒に六甲山に登った)から電話があった。

2年前に 留学中のイギリスで突然亡くなった息子さんの作品集が完成したので送りたいとの事。

2年前(2008年12月)のお別れの会に参列した時、その会場が「葬儀」ではなく「個展」になっていた事にまず驚いた。
生前に息子さんが
「人は2度死ぬ。1度目の死は肉体的な死。
  2度目は、存在(記憶)としての死です。
 2度死ぬのはいやだから、自分という存在を
  残したい、それも多くの人に。
  だからなにかを作る職業に憧れる。」
という想いから写真家としての道を目指していた事を、両親が知っていて 少しでもその想いを叶えてやろうという親心だったと思う。

会場にはロンドンから空輸されてきた息子さんの遺体が「その作品展の主」として安置されていた。
彼の死を悼み 花を手向ける友人の数の多さにも驚いた。

あれから丸2年。
息子の誕生日にあわせてなんとか出版に漕ぎ着けたという遺作写真集が昨日届いた。
少しでも多くの人に、そして長い間 記憶に留めてもらいたいという想いから「自費出版」という形をとらず、一般書店でも流通可能な形での出版。
これによって国会図書館にも献本され保存されるという。

亡き息子がレンズを通して描いた世界。
そしてその遺された作品を通して息子を表現しようとした親の想い。

作品は実に素直で ピュアなものが多く、おそらく作者の人柄が滲み出ているものと思われる。
作品の並びは年代順かどうかは判断できないが、いくつかのスタイルが混在。
僅か数年という短い期間に 多くのものを吸収し、成長していた軌跡が窺われる。
いよいよこれからという時に 志し半ばで逝ってしまった事は非常に無念。

ただ、こういう形で世の中に作品を遺せた事はまさに「生きた証」で きっと故人も喜んでいるに違いない。

印刷・装幀を含め 制作に携わった方々の愛情のこもった仕事振りが感じられるきめの細かい丁寧な作り。

生前の故人を知っている人たちにとって 永遠に彼の記憶を留める事ができる作品集。
「2度の死」は絶対にないと。


Requiescat in Pace

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Kenshi Nakao
中尾顕士。1983年(昭和58年)11月16日兵庫県尼崎市で出生。
1999年4月私立須磨学園入学。
2002年4月関西大学経済学部入学、翌年写真部入部。2006年3月同大学卒業。
2006年9月渡英、ボーンマス芸術大学入学。2007年7月同1学年修了。
2008年9月ロンドンミドルセックス大学芸術学部3年に入学。
2008年11月25日大学構内のフォトスタジオにて撮影準備中死亡。