金曜日, 7月 15, 2011

世代交代

長らく体の一部のように働いてくれていたカメラとパソコンを 相前後して新機種に交代。
D200はさすが15万回シャッターテストの耐久性を謳うだけあって ほとんどトラブルなし。
一度極寒のコンディションでバッテリーが原因でシャッター切れなくなったことあったけど、それ以外は定期的なCCDローパスフィルターの清掃以外 サービスセンターのお世話にはならなかった。恐るべき耐久性! さすがニコン。
この類い稀なる堅牢・耐久性に基づく信頼性ゆえに我が家では父の代から半世紀以上に亘りニコンを愛用。 http://goo.gl/oUvNW  
ここ2年ほど D300の後継機種D400の発表を心待ちにしていたが、結局D400は出ず 後継機種はマイナーチェンジ版ともいえるD300sに。(2009. 8.28.)    http://goo.gl/Vqlsh
ここまで待ったのだからD400発表まで最早カウントダウン状態のはずだったが、これ以上200に頑張らせるのもちょっときついかな?と思い始め、そしてあんまり無理して結果的にクライアントに迷惑かけてしまってもな~という想いから、ほぼ末期モデルになる「熟成の域に達した」D300sを調達。 
ロケでは長時間首からカメラぶら下げっぱなしである事や、現実2000万画素超のクオリティーを要求される機会も少ない事、標準のFXサイズのレンズはフィルム時代からほぼ揃っているにもかかわらず デジタルには最新設計のDXフォーマットの物の方が描写がシャープな点(新規設計される数は少ないものの FXレンズもそれ以上に素晴らしいが、如何せん価格が非常に割高に感じられる。そして高級感があるのは確かだが「必要以上に重い」と感じられる。
現在でも80~200mm AF F2.8と60mm AF Microの2本は「名機」だと思うが、それ以外の多くがやはりそれなりの結果に。
考えられるのは後玉がフラットに設計されているものは画像素子前のローパスフィルターで反射した光を再度反射してしまい、減衰しながらも無限ループに近い影響も出ているのかも。
フィルムでは感材表面で乱反射していたものがレンズ側にまっすぐはね返ってしまっているのかも。
最近開発のレンズは後玉が球面処理されている(反射防止コートも施されているかも)などを考慮したうえで最終的にはコストパフォーマンスという点でDXフォーマット最高機種に決定。

基本的にはD200を踏襲しているので大きな操作上の違いはなかったが、より高度に多機能化した操作方法をマスターするのが結構大変。
夜間撮影もあるため手探りでの操作性も良くないと。
その点 背面液晶ディスプレイですべての操作設定が確認できる機能は大助かり。

低減した高感度ノイズと 進化したアクティブD-ライティング、極めて正確な露出制御にかなり助けられそう。


そしてついに先日、なかなか新機種に踏み切れなかったMacを新調。
この春にDellのノートブック(Windows7 64-bit Intel Core i5) 買ってみたけど、どうもWinは他人の作ったコンテンツを見るには良い(テレビのように受動的)けど、何かを自分でしようとするとどうも意欲をそがれる気がする。
使ってみて実感した「クリエイターがWindowsを使わない理由」。
LionになってRosettaサポートされなくなるという噂も耳にし、なんとしてもLionプリインストール機種が出回る前にMacBook Pro入手しなければと思ってSofmapへ購入しに行く予定の前日、他の用事で行ったホームセンターの隣にある「パソコン工房」に立ち寄ったら程度の良さそうなMacBook Pro 15インチが・・・。
2011Earlyって現行機種? ということで「このMacについて」でハードウェアスペック詳細に調べたら確かに4GBメモリーを2枚搭載し、さらにこっそりHDまで通常の5400rpmものを7200rpm物に載せ換えている、いわゆるCTOもの(MC721J/A Z0LZ)。このオプションだけで+27,615円。
 今年の2月末にリリースされたもので、OSの再インストールは6月20日になっていた。
それで68,000円も安いのはどう考えても「掘り出し物」。
ここまでCTOでカスタマイズしておきながら そそくさと手放すとは、なんかそのMBPが少し不憫に思えた。
たまたま「こいつ」に出会ったのも何かの「縁」と思い、翌日午前中にその店に出向き無事Get。
メーカー保証が少なくとも8ヶ月は残っているはずだったけど中古販売では「メーカー保証」は消滅するらしい。(オークションでの個人売買では引き継げるようだけど)
「1ヶ月の初期不良保証」はついていたので それに「3年保証」を追加。

(その後、前オーナーがAppleCare Protection Plan 34,800円 に加入していたことがサポートページにシリアル番号入力して初めてわかった。Appleサポートセンターに問い合わせたところ 契約者が機種変更手続きをしない限り保証は付いて回るとのこと。ほとんど未使用の新品同様の品を10万円以上安く入手できた計算! ラッキー!    2011.08.01.


問題は持って帰ってから。
設定をしようとしたら、前オーナーの情報を消すためにHD初期化してあるわけだが その後のOS再インストールセットアップ時に管理者が「user」でパスワードまで設定されていた。そのあたりの説明メモはどこにもなく、何をするにも管理者権限で撥ねられるため「久しぶりに」HD初期化してOSクリーンインストールする事に。
ときどき業者が扱う中古品は「権利の問題」か何かでOSインストールディスク付いてこない事もあるようで、プリインストールに問題が生じた場合にどうしようもない事になる。
今回はそのあたりも細かくチェックしたので(欠品0)  安心して再インストール作業に踏み切れたが、Macの場合 その機種にしかインストールできない仕様になっているので 違った機種のディスクが付いてきていたらもうどうしようもない。(初期化してからでは遅いので)

Mac初心者が手を出していたら本当にどうしようもない状態だった。
もしかしてこの初期設定ゆえ何度か返品されて値が落ちていたのかも?

無事Snow Leopardもインストール終え、PhotoshopCS5もインストール完了。あとはシェアウェア類をインストールすればいいのだが、大概のシェアウェのシリアルナンバーはメールで通知してきて、そのままメモもせず放置してあったので 古いほうのMacからシリアル引っ張り出すのが結構面倒な作業。なによりもそれらのソフトを今までどおりの環境に再現するための設定が一番大変そう。(100近く使っていたかもしれない・・・)

外部ストレージへのバックアップ設定も変えなければいけないし、今まで問題なく当たり前に動いていたものをそのままの状態で移行するというのは結構労力のいる仕事。
(うまく稼動して当たり前だけど ひとつ設定間違えるとシステム全体のバランスが崩れる)
週末はこれら(MacとNikon)のセットアップに追われそう。(土曜日は尼崎記念公園ベイコム野球場で関学高等部の甲子園予選。息子のチームメートだったK君がエースを務める。応援に行く予定)