月曜日, 6月 15, 2009

Mother Soul Blues Band


昨日 後輩でもある知人ベーシストの所属する "Mother Soul Blues Band"のCDを入手しました。

聴いてびっくり! 日本でこんな音出せるバンドあったのか〜!
Southern Rockです。(一般には ちょっとハードなブルースロックといった方がわかりやすいかな)
続けて6回聴きました。

3月に 神戸で菊田俊介氏
(アメリカで活躍中のブルースギタリスト)の前座を務めたのを観に行ったけど、ここまでスタジオワークでの完成度が高いとは思わなかった。

アメリカ人でなくても、南部人でなくても、その音楽に「環境」と言える程どっぷりと浸かって愛していれば、この感覚を手に入れられるという事を思い知らされました。

Gov't Muleや最近のAllmans、Derek Trucks なんかと一緒に聴いてもまったく遜色なし!
いやぁ〜 参りました。


CDは東京方面でも入手可能です。
詳しくはMother Soul Blues Band のHPで http://music.geocities.yahoo.co.jp/gl/osakamsbb2005
試聴もできます (http://www.myspace.com/1004355095)

木曜日, 6月 04, 2009

昔のバンド時代の写真 流出!(笑) で30年前にタイムスリップ

関西学院大学時代、一緒にバンドやっていたVocal & Slide GuitarのM氏(1年先輩)のお店(カットサロン)のブログに当時の写真が公開されていました。
http://blog.livedoor.jp/cutmaeda/archives/699606.html

先日 同じバンドメンバーだった先輩に電話した時に教えてもらいました。

メンバーは一番多い時で Guitar×3, Bass×3(!), Keybords×2, Vocal(Female)×1, Drums×1の10人編成! (ホーンセクションなしの10人とは無駄が多い!)
一番まとまっていたのはG×3, B×1, Kb
×1, Ds×1, Vo×1 +Perc.×1で関学の学生会館ホールで演ったときかな。


結成当時は柳ジョージの「雨に泣いている(Weeping In The Rain)」なんかを練習していました。
当時のベーシストは高等部当時から有名だったブルースバンド(Handsome Boys Blues Band)を経て、Brand "X"などのプログレをこよなく愛するテクニシャンでした。(本人曰く「俺 ホントはブルースあんまり好き違うんや・・・」彼は後にFender Precisionのフレットレスを買いました。)
このメンバーでキーボードを主体とする女性2人のバックバンドとして宝塚市民会館でCAMELの "Lady Fantasy"というバリバリのプログレを演奏しました。(蘭丸団Part2 with Space-Salamander Kids)
この時からベース君にある問題が・・・。
腕は文句なしなのですが、彼は練習遅刻の常習犯で(学校も出席日数不足で・・・)ベースがいないとせっかくレンタルスタジオ借りててもまともに練習できないわけで・・・。
実は宝塚市民会館の本番前のリハーサル、ベース君はいませんでした。(PAさんから小馬鹿にされている雰囲気はひしひし感じられました)
思っていた通り 彼は本番の数十分前になってあらわれ そしていきなりの本番。
携帯電話も存在しなかった時代。でも彼は遅れこそすれ、最後の最後には必ず現れる男でした。
我々も「来なかったらどうしよう」とは思っていなかったというのが 今から思えば凄い事だったかも。(信じてた、なんて口にするとなんか気恥ずかしいけど、やっぱり本当に信じてたんでしょうね)
(その後彼はインド旅行をし、やたら傾倒してしまいました。わかるな〜、彼そのものやん!)


次はこのメンバーにギターを1人追加し(M氏の高校時代の後輩・Mick Taylorが好きなSG使い)、曲に応じてベーシスト使い分ける(実のところ練習スケジュールのあったベーシストにあわせて曲を選ぶ)などという変則バンドでした。
ベーシストの1人は塚口の楽器店つながりで、楽器のエレクトロニクス関係に詳しい男でした。
もうひとりはSouthern Soulの好きなDrumsもちょっと叩ける男
(僕がMontrose, Van Halen歌う時はDrums担当)。彼は"SG使い"のゼミ仲間でした。
あと僕のお隣さんの音大生のお姉ちゃん(幼なじみ)とその友人のキーボード2 人。
そして当時幼稚園の先生になったばかりの女性ボーカル。
このメンバーで竹内まりや、T-Bird、The Doobie Brothers, The Rolling Stones, Montrose, Van Halenなんかをやっていました。(一貫性なし!) (PAN-AMERICAN HIGHWAY)



その後 男性Vocalistに替え、M氏はSlideテクニックを修得、ベースはSoul好きの男に固定、キーボードひとり入れ替わり(お隣さんの従姉妹で彼女もまた音大生)、三木楽器のバイトで一緒だった近大生のパーカッション(コンガ、ティンバレス)をゲストに迎え関学の学生会館ホールで The Rolling Stones, Joe Walsh, Dave Mason, Bobby Whitlockなんかを演奏しました。(キックペダルのベルトがブチ切れるというアクシデントあり ← でも最後の曲まで演奏させて下さったバックスバニーの皆さん ありがとうございました!) (マエダBand ← 演奏終了後M氏が勝手に「マエダBandでした」と名乗り...)


その後1年先輩の主要メンバー(G×2, Vo×1)が就職活動の為、バンドは一旦活動休止。(先輩達がリクルートカットなったので僕も髪の毛を20cmカット!)
残ったTrio(G,B,Ds)に新たにVoを加えて再活動を図りミーティングを繰り返すも結局は実現せず。

人前で演奏した回数も数える程しかなかったけど、楽しい時期でした。
Triple Lead時期に"FreeBird"やりたかったけど とうとう実現しなかったのが残念!

M氏の所には四国に行く機会があるたびにできるだけ立ち寄るようにしています。(もう7~8回位お邪魔したかな?)
卒業後 みんなバラバラになってしまったけど、元気かな?

当時のテープがどこかにしまってあったはず。
探し出して聞いてみよう・・・。
今聞くと「メチャクチャ下手くそ」なんだろうな。
あの頃は聞こえなかった音が 今は聞こえたりするから。
(当時一生懸命耳コピーしててもどうしても聞こえない音、わからないフレーズがあったはず。だって最近それに気付くから・・・。)

長男がベース志望。(もうすぐ買う予定、らしい)
同じような道を歩むのかな?
でも音楽を通じて得た友人は一生の友になりうると思う。
(て言うか、音楽の共通話題がない人間とは 悲しいかな会話が続かない・・・。きっと僕は音楽馬鹿なんでしょうね。)
数枚の懐しい写真から30年近く前にタイムスリップしてしまった。

音楽の力、そして写真の力に感謝そして乾杯!

No Music, No Life
Keep On Rockin'!