日曜日, 1月 16, 2011

寒さでカメラが・・・

今日はこの冬1番の寒さ。(しかも記録的な寒さらしい)

朝8時過ぎに自宅を出た時、氷柱がぶら下がっていた。外気温 −1℃!

で、今日は三男が所属する少年野球チームが主催する「疾風カップ(Cリーグ)」の開会式。
チームの世話役の方から、写真撮影を頼まれていた。

現場は塚口の三菱グラウンド。(気温は0℃前後)
09:30からの開会式だったが テストを兼ねて 参加チーム(51チーム)の雑感スナップを09:10頃から始める。

09:40ごろ選手の入場が終わって、いよいよメインの主催者(監督)挨拶という瞬間、シャッター切ったらミラーアップしたまま戻らない! Err(エラー表示)が点滅! 一旦電源スイッチ切って 再度電源投入。フォーカス合わせてシャッター切るとまたエラー!!
何度かバッテリーを抜いて入れ直してみたりいろいろやってみるがシャッター切るとその時点で終わり・・・。
ベンチに置いていたカメラバッグを探し出して(他の参加チームの関係者がバッグの前に座っていた)、開けてみたが 今日に限って(仕事じゃないという事もあり)スペアカメラ持っていなかった。コンパクトデジカメも駐車場のクルマの中。思わず携帯電話のカメラで写そうと 思ったが それさえポケットから取り出す暇も無く・・・
続く 選手宣誓も「1枚でも写ってくれ!」という思いも虚しくすべてエラー・・・・

魔の3分間。

結局撮りたかった写真写せず。 (事前にカメラポジション、アングル決めておいたのに)

世話役の皆さんに冷や汗かきながら 事情説明とお詫び。
金を貰う貰わないに関わらず、引き受けた仕事は常に一生懸命やってきただけに すごく落ち込む。
(やはり心のどこかに気の緩みがあったのか? だとしたら「反省!!」)

開会式終了後 バッグに入れてあったスペアのバッテリーを装着したところ何事もなくシャッター切れる。連写もOK。(????)

当初カメラの故障を疑い、速攻で サービスセンターに直行する予定だったが、どうやら0℃近い気温でバッテリー能力が低下し、充分な電力をカメラに供給できなかったのが原因のよう。

後の祭りだが、あの時にポケットにスペアバッテリーを入れておけば・・・と思ったけど、果たしてその時にその対処ができたかどうかは???
なぜなら エラー表示が出てもカメラ装着の2本のバッテリー残量表示は86%と96%(前日に両方ともフル充電しておいたので。ちなみに100%でないのは寒さのため若干能力低下しているため)だったので そこまで咄嗟に頭が回ったかどうか。
正直 頭の中が一瞬 真っ白だったし。

今までほとんどの仕事は 撮影の進行具合を自分でコントロールできていたので、何かトラブルがあってもすべてその場で解決可能だった。
今回のような「待ったなし」はかなりプレッシャー。
(大体 バッグは手元に置いておけるのだが 今回は条件が厳しかった。素人さんが混在するとこちらが主体に振る舞えないので)

思い起こせば 今日のこのコンディション(外気温0℃前後の屋外)での撮影って 10数年前の雪の降る高野山以来。(NHK四国八十八ヶ所の仕事)
あの時はまだフィルムカメラだったけど、電源能力が低下してモータードライブの巻き上げ速度も遅くなり、シャッターも切れなくなった。
今回は画像もチェックでき、AFも作動し、シャッターもレリーズできたのにメモリーへの書き込み途中で電源供給不足が発生した模様。

動いていたからわからなかったけど、それほど今日の気温は低かったということでしょう。

あと3分 トラブル起きる時間が遅かったら何の問題も無かったのにと悔やまれる。(実は開会式の始まりが5分遅れ)

幸い「参加チームが一杯で大盛況」という写真は撮れていたので、「それで大丈夫です」と慰めてもらったけど・・・悔しい!!

その後 会場を尼崎魚つり公園グラウンドに移してAチームの試合撮影。
当初撮影の予定じゃなかったけど(金網フェンスが邪魔で撮影し辛い)、朝の失敗の埋め合わせのつもりで 脚立に登りっぱなしでフェンス越しに撮影。
海際のグラウンドで 風も強かったので 体感温度は氷点下!!

やはり最初、カメラの調子優れず。
対応策として、一方のバッテリーを外してポケットで保温しておき、適当なタイミングで交互に入れ替えて使えば問題がない事も確認できた。

撮影のタイミングで 数年ぶりに遭遇した大寒波。
最近の電子機器は寒さに弱い事を痛切に実感。
推奨使用環境10℃〜30℃とかよく目にするけど、これほど許容範囲が狭いとは思わなかった。(パソコンも40℃位で熱暴走するし)
結局は機械までも 人間が「快適」と思える環境でしか作動しないわけ?
人間は暑さ・寒さに耐えて頑張っても、機械の方が先にダウンしてしまう・・・。

少年野球の皆さんには大変申し訳ない事をしてしまいましたが、「仕事の時」でなかったのが自分にとってはせめてもの救いでした。
これを教訓に 寒い現場ではポケットに予備バッテリーと、更に緊急用コンパクトデジカメも入れておこうと決心。

自分の事ばかり書いたけど、友人T君のお嬢さん、今日センター試験だったようだけど あちらも寒くて大変だったんじゃないかな?


(ちなみに魚つり公園のトイレ、昨夜の冷え込みで水道管破裂したようで、水が出なくなっていた。--- 元の水栓を開くと水が吹き出すので止めてあった。自分の記憶にある限り数十年ぶり) 


帰宅後 知人から教えてもらった「ガラス戸へのプチプチ貼り」実行。(断熱効果高いらしい)