金曜日, 4月 17, 2009

昨日退院

お騒がせしました。

長男がようやく昨日(16日)昼過ぎに退院しました。
11日間入院していました。

抜糸も足と 腕の一部は終わりましたが、まだ腕の方は金属のホッチキスの針のようなもので留められており 後日はずすようです。
しばらくは通院が続くようです。

一応 昨日までの入院・治療代、健康保険使って148,000円程でした。(差額ベッド代25,000円程含む。割れたガラスの修理代は8,400円・・・)
保険のない人は40万円ほどかかる怪我なわけですね。
(身元のわからない人を搬入受け入れしたら病院側も大変だと 他人事ながら心配したりして)

予想外の出費で大変ですたらーっ(汗)
でも考えようによっては、この金額で息子の命が助かったと思ったら・・・
ひとつ違えば命を落としていた可能性も・・・
でもガラス戸を蹴ったりしていなかったら何事もなかったわけで・・・
まったく男の子は何をしでかすかわかりません。


今日は高等部初登校。
朝、学校までクルマで送っていきました。

晩に 高等部初登校の様子を訊いたところ、「怪我して入院している奴ってお前やったん?」と中学からの友達に言われたそうです。(ほとんどの人間が気付いていなかった。影薄っ !!)

で「高等部、楽しそうだけど、勉強大変そう・・・」との事。
そりゃあ 義務教育じゃないし、自分の意志がなければやっていけないところだと説明。
(かくいう自分自身、高校時代は「ヒッピー」「ドロップアウト」「アウトロー」などのキーワードで表現されるライフスタイルに感化・影響され、危うく道を踏み外しそうになった経緯から、何かにつけ 息子の行動が気になるわけですが。)

とにかく「自己責任」という言葉を自覚して高校生活を送ってもらいたいものです。

心配して下さった皆様、ありがとうございました。

月曜日, 4月 13, 2009

まだ入院中

先週5日の夜の件から、早1週間が経ちますが、長男はまだ入院中。

先週半ばに抗生物質の点滴注射(朝晩2回)も終わり、前後して固定ギプスも外れていますが。
思いのほか 傷が深い為、抜糸はまだ先になりそう(通常は1週間ぐらいだそうです)

今日 病院で主治医の先生にお会いしたところ、あと数日で退院できるとの事。
「二三日」でなく「数日」という事は「四五日」の事?
結局は10日~2週間の入院になってしまいそう。

やっぱり大怪我だったんだろうな。

昨日傷口縫った所見たけど「痛そう~」

字を書けるようになったので、最後にやり残していた春休みの宿題を仕上げる予定だそうです。
でもいつ見舞いに行ってもケータイ握りっぱなしなんだけど・・・

先日ケータイのパケット料金調べたら、わずか10日間で143,000円!!!
パケット割引(ダブル定額)入ってなかったら大変!っていうか、この10数万円にもなるこの料金レート自体が嘘っぽい。
まるで「このあんパン1個1万円ですけども、会員の方は100円です」みたいな世界。二重価格の最たるものですね。


というわけで 長男は高等部にはまだ(新入生としては)一度も登校していません。(いきなりDrop-outと思われてたりして・・・)

次男は機嫌よく中学部に通っています。(千刈キャンプで友達ができたようです)

明日はお天気久々に崩れるようだけど、園芸の撮影で堺の方に行きます。
夕刻は 大阪造幣局の桜通り抜けの関係者内覧会に招待されているけど、時間的に行けるかな~? (父は行くようですが)

月曜日, 4月 06, 2009

Bloody Eve ~ 血まみれの入学式前夜

「限定公開」につき まず最初にお断り

「血」が苦手な人は読まないで下さい。
そして「親子関係」に興味のない人には無意味な内容と思います。

・・・本当は「非公開」にすべき内容だと思っています。

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昨晩(4/5)22:30過ぎ
高等部の入学式を翌日に控えた長男と ささいな事で口論に。

僕が2階の部屋に上がった直後 階下で大きな衝撃音が。
本棚の上の物でもドサッと落としたのかと思い、下に降りると右上腕を左手で押さえながら「やばい・・・、やばい・・・」と呻きながら立ち竦む長男。
彼の足下には 腕から滴り落ちる鮮血で既に血溜まりが・・・。

何が起こったのか訳がわからなかった。

目撃した次男の話によると洗面所入口のガラス戸を割って腕を切ったとの話。
そちらの方に目をやると厚さ4mmのガラスが粉々。

あまりの出血量の多さにこれはマジでヤバイと思い119番で救急車要請。

7分前後で救急車到着。
救急隊員の手により とりあえずは応急処置。
右上腕の切り傷は長さ10cmにもおよび、深く筋肉まで割いていた。
右足も数ヶ所切り傷。
応急処置の後 搬送先病院手配し急行。
(妻と下の子供2人を家に残し救急車に同乗)
搬送先病院に到着後すぐに局部麻酔をして筋肉と皮膚の縫合処置。(約1時間)
筋肉を動かすと危ない為 ギプス固定。
そのあと抗生物質の点滴。
細菌感染の危険があるため入院する事になり 病室に移動したのが00:30。
01:30一旦自宅に入院荷物を取りに戻り、02:00から03:30頃まで今度は妻と一緒に病院へ。

今朝 千刈キャンプに出発する次男を最寄りの阪急の駅まで送り、その後入学式の準備(着替え)をして08:45に病院に行く。
主治医の先生から一時外出許可(特別に入学式だけ)が出たものの、昨日の出血で貧血気味になっていたせいか「立ちくらみがする」と二次災害を懸念し出席を断念。
(3年前の彼の中学部入学式はロケのために参加できず、今回は参加できると楽しみにしていたのにまたもや・・・。でも4月3日の次男の入学式には参加できた。)

幸い 大きな神経の断裂もなく、筋肉の断裂も回復しそうという診断結果。
ただこの大きな傷痕は一生残りそう。
でもあと10~15cm程ずれていたら「頚動脈」。
九死に一生を得た、という感じ。
(5歳の時にも彼は沖縄の海で溺れている。これで2回目・・・)


きっかけは僕の何気なく言った一言(そんなにきつく言ったつもりではなかったが、妻に言わせれば「捨てぜりふ」)だったらしい。
その言葉に「カチーン」ときた長男が持って行きようのない憤りをそのガラス戸にぶつけたらしい。
蹴りを入れたその瞬間、厚さ4mmのガラス板がスローモーションで割れて行くのが見えたと言い、その落下する重量級の破片の直撃を避けるために咄嗟に引っ込めた脚の反動で今度は上半身が前方に突き出され、結果的に崩れ込むような形で割れたガラスの切り口の中に腕を突っ込んだようだ。本当に顏・首で なくてよかったと思う。首筋をあの割れたガラスの鋭利なエッジが擦っていたら・・・げっそり


息子が自分の身体を傷つける事になった今回の事故、親子関係を見直すきっかけにしたいと深く反省。
思い起こせば、自分もこの年頃は同じような感情・精神状態だったような気が。
"Glass Heart (ガラスの心)"に例えられる 純粋さと脆さ・危うさを持っていたような・・・
歳をとるにつれてふてぶてしくタフになったけど、確かにこの年頃は みんな子供から大人への過渡期で すごく過敏で不安定だったな、と改めて思い出し再認識。
身体の大きさは大人でも まだまだ心は子供の部分を多く残している事をすっかり忘れていた・・・。

幸い、面と向かってはお互いに言いにくかったけど、メールで謝りあう事ができ ケータイに感謝。
これからさらに難しくなっていく年頃だけど(といっても自分も通った道・・・)、上手く甘やかし過ぎないように接していこうと思った。
まだまだあと弟が2人続く事だし・・・。
お手本になるような兄貴になってくれると親としても楽なんだけど・・・。
(まぁ この親父の元では優等生タイプは到底無理、やはりOUTLAWタイプ? しかし結構これも辛いものがあったりしてがく~(落胆した顔))

今週一杯の入院で 来週からは登校できそうだけど、足の裏も切ってるし、吊り革持てない危うい右腕(字も書けるかどうか)。
次男にカバン持たせて兄弟揃って登下校? (←現実にはありえない話たらーっ(汗))

血なまぐさいHeavyな内容になってしまった。
でも書き記しておかないと また忘れて同じ事を繰り返してしまいそうだったので。(反省も込めて)

最初「非公開」設定にしておこうと思ってたけど、共感して下さる方もいるかも、と思い 友人だけに限定公開。
読み終わって気持ち悪くなった方、ごめんなさい。