金曜日, 8月 10, 2012

愛用の(古い)スキャナーを最新OSで使い続ける方法

最近、フラットベッドスキャナーは複合機に統合され、現在販売されている単体機種はフラッグシップモデルに近い数機種だけという状態です。
フィルムスキャナーに関しては既に数年前に各社製造販売をやめたようで、新品入手は不可能な状態です。

スキャナーは他のデジタルデバイスに比べ、故障しにくく、基本性能さえ良ければそこそこ永く使えるという特性があります。

そんなわけで、私もEPSONのGT-9800Fというフラットベッドと、NIKONの35mmフィルムスキャナー COOLSCAN Vを使っています。

仕事上、出番は本当に稀なのですが、やはりなくてはならない機材なので大事に使っているのですが、どちらもメーカーがサポートを打ち切ってしまい、辛うじてMacOSX10.6(Snow Leopard)のRosettaを使って作動させるのが限界のようです。

10.7以降はRosettaが搭載されなくなったので、新しいOSにアップデートしたらスキャナーが使えなくなるという懸念があったのですが、ネット上で探しまわったところいくつかの海外製のソフトがこの辺りの問題をクリアしてくれそうでした。
http://blog.inmycab.com/wordpress/wp-content/uploads/Image/2011/10/vuescan.jpg
なかでも特に VueScanSilverFast が評価が高かったです。海外では双璧をなしているようです)

一応日本語化されていますが、やはり国内メーカーの日本語説明とは若干のニュアンスの違いはあります。
しかし これから先も愛機を稼働させることができるというアドバンテージは大きいでしょう。(特にフィルムスキャナーは代替機種がない!)

なお、どちらもWindows PCにも対応しているとのことです。

VueScanユーザガイド http://ow.ly/1OpWoG
SilverFast http://ow.ly/1OpWrY

この方法を知っていれば 新しいOSで作動しなくなった(と思い込んで手放された)機種を、中古で二束三文の金額で入手して使うことも可能。 (注;プリンターの方は部品の劣化消耗が激しいのでお薦めはできません)