高1の頃からドラムに興味を持ち始めていたのだが、それまで耳にしていた8ビートとは異質なリズム。
まだJAZZをちゃんと聴いたこともなかったので、そのビート、リズム感が掴めず理解できなかった。
でもガキながらに、「よくわからんけど、なんか凄そう・・・」とその後も定期的に聴き続けてきた。
聴くたびになんとなくだけど、ちょっとずつわかるような気がしてきた。
大学に入った頃には「わかった」気でいたけど、数年後に聴いたらまた新しい発見があって、CD買い替えたらまた今まで聞こえていなかった音が聞こえたり、一時期息子のベースいじっていたことがあって、その後に聴き直したら、いきなりベースラインが見えたり・・・
最初に聴いてから45年近く経っているけど、いまだに飽きることのない奥深い"Fillmore East"。
世間一般には "Statesboro Blues" がベストトラックということになっているが、僕は "In Memory of Elizabeth Reed" と "Whipping Post" , "Hot'lanta" が好き。
(聴き始めた頃、Duaneのスライドのパッセージが早すぎて、どれがスライドのフレーズなのかわからなかった)