日曜日, 10月 13, 2013

Opsonic Melancholy "to die for, vol.1" 〜 バイバイ、ハンカチ〜



諸事情により、外でのバンド活動(ライブ)継続を断念した長男。

一昨日はその最後のライブ。

息子(ニックネーム;ハンカチ)の脱退を惜しむ音楽仲間が大勢集まってくれていた。

共演してくれた他の7バンドもみんな、出演快諾してくれたという話。


僕は三男坊(中2・野球少年)と一緒に 20時過ぎに会場である神戸スタークラブに到着。

写真は僕が撮り、すぐ右隣で三男にビデオ撮影押し付け。
(実は三男坊、ビデオカメラ今まで撮った事ないと言うので、急遽ライブハウスに入る3分前に路上で操作指導)

Opsonic Melancholyはトリで アンコール含め約35分間のパフォーマンスだった。

2つ前のバンドから観たが、これまでに観た2つのギグと比べて 明らかにハウスの空気感が上質だった。(神戸という土地柄?)

音響が良かったせいも多分にあると思うが、今まで聴いた演奏の中で一番良い出来だったように思える。

ファインダー越しに見る鬼気迫るドラムプレイに、元ドラマーとして、何度か戦慄を覚えた。

三男坊は今まで体験したことのない雰囲気に、少し大人になったような気分を味わっていた様子。(高校生さえいない空間に 場違いな丸刈りの野球少年14歳!)

再入場時のため 手の甲に押してもらうスタンプ、僕は帰りの電車に乗る前にウェットティシューで拭き取ったのだが、三男はそれさえも嬉しいらしく、家に帰るまで大事に拭き取らずに残してた。
ライブハウスの外観・内部・ステージ機材も自分のiPod touchで写真撮ってた。

翌日、弟二人 ビデオ観ながら「兄ちゃん、ヤバ!」「めちゃカッコエエ!」等を連発。

家では電子ドラムとヘッドフォンで練習しているので、傍から見ると何やっているのか全くわからなかったので余計に驚いた様子。
最近、高2の二男も影響を受けてか 時々ドラムの練習しているので、そのうち三男も叩き出すかも。

Photo Gallery



いい音楽仲間に出会えたようで本当によかった。

(こんな屈託のない嬉しそうな息子の顔見るの実に10年ぶりくらい)
この手の人種の集まり、30数年前となんにも変わっていなかった。
野球チームの集まりではどうしても「疎外感」を感じてしまうのだが、あの晩のライブ終了後の雰囲気はとても懐かしく、温かさを感じた。
(逆に三男坊にとっては 全く異質な空間・雰囲気だったらしいけど)

これからは大学軽音サークル内での活動だけになるようだが、大学祭とかの機会でまた観に行こうと思う。(かつて我がバンドも出演したことのある 学館ホールライブとか)


ベースを挫折し、ドラムに転向して2年程でここまで腕上げるとは思いもしなかった。

高校入学前に右腕怪我した時、神経切れてたらドラムどころじゃなかったはずだし・・・


ちなみに僕の使っていた30年前のVintageドラムヘッド - Ludwig Rockers Silver Dot Clear と REMO Coated Ambassador - 古いせいもあるけど どちらもこの数ヶ月の間で破ってる。
特にSilver Dotは気に入っていたようだが、一つ前のライブで力尽きたらしい。
2枚重ねの部分なのにカッターナイフで切ったかのように裂けていた。
僕を上回るパワーなのかもしれない。
しかも感心するのはどちらもど真ん中だけが疲弊していた。
あれだけ叩きまくっていて中心外さないとは天晴!