「限定公開」につき まず最初にお断り
「血」が苦手な人は読まないで下さい。
そして「親子関係」に興味のない人には無意味な内容と思います。
・・・本当は「非公開」にすべき内容だと思っています。
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昨晩(4/5)22:30過ぎ
高等部の入学式を翌日に控えた長男と ささいな事で口論に。
僕が2階の部屋に上がった直後 階下で大きな衝撃音が。
本棚の上の物でもドサッと落としたのかと思い、下に降りると右上腕を左手で押さえながら「やばい・・・、やばい・・・」と呻きながら立ち竦む長男。
彼の足下には 腕から滴り落ちる鮮血で既に血溜まりが・・・。
何が起こったのか訳がわからなかった。
目撃した次男の話によると洗面所入口のガラス戸を割って腕を切ったとの話。
そちらの方に目をやると厚さ4mmのガラスが粉々。
あまりの出血量の多さにこれはマジでヤバイと思い119番で救急車要請。
7分前後で救急車到着。
救急隊員の手により とりあえずは応急処置。
右上腕の切り傷は長さ10cmにもおよび、深く筋肉まで割いていた。
右足も数ヶ所切り傷。
応急処置の後 搬送先病院手配し急行。
(妻と下の子供2人を家に残し救急車に同乗)
搬送先病院に到着後すぐに局部麻酔をして筋肉と皮膚の縫合処置。(約1時間)
筋肉を動かすと危ない為 ギプス固定。
そのあと抗生物質の点滴。
細菌感染の危険があるため入院する事になり 病室に移動したのが00:30。
01:30一旦自宅に入院荷物を取りに戻り、02:00から03:30頃まで今度は妻と一緒に病院へ。
今朝 千刈キャンプに出発する次男を最寄りの阪急の駅まで送り、その後入学式の準備(着替え)をして08:45に病院に行く。
主治医の先生から一時外出許可(特別に入学式だけ)が出たものの、昨日の出血で貧血気味になっていたせいか「立ちくらみがする」と二次災害を懸念し出席を断念。
(3年前の彼の中学部入学式はロケのために参加できず、今回は参加できると楽しみにしていたのにまたもや・・・。でも4月3日の次男の入学式には参加できた。)
幸い 大きな神経の断裂もなく、筋肉の断裂も回復しそうという診断結果。
ただこの大きな傷痕は一生残りそう。
でもあと10~15cm程ずれていたら「頚動脈」。
九死に一生を得た、という感じ。
(5歳の時にも彼は沖縄の海で溺れている。これで2回目・・・)
きっかけは僕の何気なく言った一言(そんなにきつく言ったつもりではなかったが、妻に言わせれば「捨てぜりふ」)だったらしい。
その言葉に「カチーン」ときた長男が持って行きようのない憤りをそのガラス戸にぶつけたらしい。
蹴りを入れたその瞬間、厚さ4mmのガラス板がスローモーションで割れて行くのが見えたと言い、その落下する重量級の破片の直撃を避けるために咄嗟に引っ込めた脚の反動で今度は上半身が前方に突き出され、結果的に崩れ込むような形で割れたガラスの切り口の中に腕を突っ込んだようだ。本当に顏・首で
なくてよかったと思う。首筋をあの割れたガラスの鋭利なエッジが擦っていたら・・・
息子が自分の身体を傷つける事になった今回の事故、親子関係を見直すきっかけにしたいと深く反省。
思い起こせば、自分もこの年頃は同じような感情・精神状態だったような気が。
"Glass Heart (ガラスの心)"に例えられる 純粋さと脆さ・危うさを持っていたような・・・
歳をとるにつれてふてぶてしくタフになったけど、確かにこの年頃は みんな子供から大人への過渡期で すごく過敏で不安定だったな、と改めて思い出し再認識。
身体の大きさは大人でも まだまだ心は子供の部分を多く残している事をすっかり忘れていた・・・。
幸い、面と向かってはお互いに言いにくかったけど、メールで謝りあう事ができ ケータイに感謝。
これからさらに難しくなっていく年頃だけど(といっても自分も通った道・・・)、上手く甘やかし過ぎないように接していこうと思った。
まだまだあと弟が2人続く事だし・・・。
お手本になるような兄貴になってくれると親としても楽なんだけど・・・。
(まぁ この親父の元では優等生タイプは到底無理、やはりOUTLAWタイプ? しかし結構これも辛いものがあったりして)
今週一杯の入院で 来週からは登校できそうだけど、足の裏も切ってるし、吊り革持てない危うい右腕(字も書けるかどうか)。
次男にカバン持たせて兄弟揃って登下校? (←現実にはありえない話)
血なまぐさいHeavyな内容になってしまった。
でも書き記しておかないと また忘れて同じ事を繰り返してしまいそうだったので。(反省も込めて)
最初「非公開」設定にしておこうと思ってたけど、共感して下さる方もいるかも、と思い 友人だけに限定公開。
読み終わって気持ち悪くなった方、ごめんなさい。