火曜日, 10月 01, 2019

イヤーピース交換! "Symbio Eartips"

 
昨日、梅田のヨドバシにダイバーズウォッチの電池交換依頼しに行った。
(セイコーから戻って来るのは2~3週間先とのこと)

そのあと、オーディオフロアで色々イヤフォンを試聴してみた。
骨伝導タイプも試してみたが、あれは音楽聴くためのものじゃないと感じた。
BluetoothもiPod, iPhoneがヒップポケットに入っただけで音が途切れるので、これも使い物にならないと思った。(数週間前にBluetoothイヤホン買わなくてよかったと思った)
イヤーピースも色々あったけど、試すことができなかったので、ESTにあるeイヤホンに(初めて)行ってみた。



何十種類というイヤピースを自由に試すことができ、その中からサイズ違いも含め20種類くらい自分のイヤフォン(ATH-IM02)に付けて試聴した。
殆どのイヤーピースがどんぐりの背くらべ状態で、期待していたComplyも高域の詰まりが気に入らなかった。サイズと形状を変えてみてもスッキリした高域と豊かな中低域のバランスが求めているものとは違った。
ところが、下調べでは全く情報がなく 名前も知らなかったハンガリー製の "Symbio Eartips" のLサイズが一番求めていたサウンドに近かった。
普段はMサイズのSONY EP-EX11を使っているので、Lサイズになるとは思っていなかったが、低域の量感が一番良かった。Mでは低域がちょっと痩せて硬い感じ。
定期的に交換が必要なものにあまりコストは掛けたくないと考えていたので、予算は2ペアで1000円前後まで(Complyで本当に思った音が得られるなら1ペア1600円も覚悟していた)と決めていた。
一応第一候補にして、家に帰って色々情報集めて再検討しようと思って店を出かけたが、諦めきれず再度試聴。
「やっぱりこれだ!」と先入観もまったくなく自分の耳だけで選んだ "Symbio Eartips" を買って帰ることにした。
予算オーバーの税込み¥1512。普段飲んでるJIM BEAM1本分といえば大したことない金額だけど、Amazonで人の評価あてにして安物を何種類も買い漁るよりは結果的には良かったと思う。

"Symbio Eartips" が正式販売になったのはこの6月下旬からということで、取扱店もまだ少なく、ユーザーレビューや情報が殆どなかったようだ。

BA(バランスドアーマチュア)の特性である「優れたレスポンスと高い解像度。そしてクリアな中高域」にイヤピースの変更によって中低域の豊かさが補完された感じ。


前回のリケーブルによる音の違いはさして感じることはなかったが、このイヤピース変更による音の変化は大きかった。

カナルイヤホン用のイヤピースは耳の形状との相性が大きいので、誰にでも薦められるものではないけど、このハイブリッドイヤピースはなかなかのスグレモノです。

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■Symbio Eartips
「Symbio Eartips」とは、ハンガリーのメーカー “MandarinEs" が一つ一つ ハンドメイドで制作している特別なハイブリッドタイプのイヤーピースです。
彼らは市場に出回っている形状記憶フォームタイプのイヤーピースに “詰まったように聞こえる高音域の減退" “こもったように聞こえる低音域の表現" という二つの問題があることを強く感じていました。
それなら自分たちでより良いものを、と試行錯誤した結果、 「Mandarines IEM Memory Foam Eartips」という形状記憶フォームタイプの イヤーピースを開発し、ネット上で販売を開始しました。
この商品は上で挙げられた問題を解決した素晴らしいイヤーピースでしたが、 彼らはそれだけでは満足しませんでした。
「より高耐久で、耳の穴への追従性も優れたものを」 そんな彼らが閃いたのは、シリコンと形状記憶フォーム素材の共生(Symbio)でした。
数々の試作を経て誕生したハイブリッドイヤーピース 「Symbio Eartips」は海外のオーディオ愛好家の間でも高い評価を受け、 ベストセラーアイテムとなりました。