ここのところ、iTunesがVer.7になった辺りから再生するたびに「ジャンル名」がBlues→ブルース、Jazz→ジャズというように勝手にカタカナ表記に書き換えられる現象が起きていた。
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当のAppleからすれば「ここまできめ細やかに(日本語に)ローカライズ対応しています」と言いたいのだろうが、洋楽好きの僕にとっては「余計 なお世話」だった。
アナログレコードの頃、アメリカンロックはアメリカ盤、ブリティッシュロックはイギリス盤!とこだわって輸入盤屋を漁っていた事から 考えると、この「勝手にカタカナ表記」は「原子心母(Atom Heart Mother)/Pink Floyd」「黒い安息日(Black Sabbath)/Black Sabbath」「ハードロック野郎(世界の女は御用心)(All The Girls In The World Beware)/Grand Funk」などと同じで、本来の味わい・雰囲気を損なうもので 歓迎できるものではなかった。
まさに「おせっかい(Meddle)/Pink Floyd」
(って、単にCountryがカントリーになっただけで「馬の耳に念仏(A Nod is As Good As a Wink to a Blind Horse)/Faces」「地獄のロック・ファイヤー(Rock and Roll Over)/Kiss」ほど酷くないけど)
少し話が脱線
最初の頃は、再生終わるたびにジャンル名を手作業で英語表記に戻していたが、正直面倒な そして非生産的な無駄な作業で辟易していた。
そんな中、Googleで検索したら非常に有用なソフト(しかもフリー!)があることを発見!
どうやらWindowsでmp3変換したファイルはID3タグのバージョンの違いによってもっと大変な事になっているらしい。(タグ情報が文字化け! もとの情報判別不能!)
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で、このソフトでiTunesにパッチを当てると以前のように何事も無かったかのように作動してくれます。
(純正にはない機能も追加されています が、奇をてらった大技ではなく、ほとんど気にならない細かい部分のカスタマイズです。しかし一度これに慣れてしまうとDefaultには戻せません)
iTunesのVer.7.6対応版以降、(このソフトの)更新がなかったので 7.7も含め最新のiTunes8もソフトウェアアップデートの自動更新から外していたのですが、昨日そのホームページ訪ねてみたら「8対応版」リリース済みだった!
Tune-up iTunes 8 (http://
早速ダウンロードし、その後iTunesも最新版の8をダウンロード。
パッチを当て終え、いざiTunes8を起動すると・・・
おぉ〜、アートワークの表示が変わっている〜! 美しい!
これが新しいバージョンの目玉か?!
起動時「アートワークのサムネイル作成中」といってしばらく待たされたが、このためだったのか。
iPhoneのCoverFlowに使うにもこの程度までアートワーク小さくしておく必要もあったんだろうな。
あと、新機能の「Genius」、これは別になくてもいいけどiTunes Storeには利益もたらすんだろうな。
Genius機能を使うためにはApple IDが必要(持っているけど)で、自分のライブラリー情報を全部Appleに送信するらしい。(確かにそうじゃないと「お薦め曲」も選びようがないだろうけど)
コレクションを自慢するわけでもなければ、あまり気の進むことじゃないので この機能はオフ。
音楽探すなら allmusic (http://
iTunesコレクション、手持ちのCDの半分も入れていないと思うけど既に5200曲オーバー!
ネット上からダウンロードしたDerek Trucksのライブ音源(公認---とんでもない数が存在する!)なんかが結構な量ある。(でもこの手の音源って当然アルバムアートワークがないからiTunes上では寂しい存在です)
Windowsで起きるID3タグの文字化けの件、当方のMacではそういう症状に遭遇した事がないので、先に紹介した "Tune-up iTunes 8" で解決するかどうかわかんないけど・・・。
でも試してみる価値は在り?