土曜日, 8月 06, 2011

Photoshop解説書

昨日 Photoshopの解説書を買った。

長い間CS(Ver.8)を使っていたのだが、Intel Mac導入を機に 手持ちのCS4も使わないままCS5(Ver.12)にアップグレード。(CS→CS4へ有償アップグレード後、CS5への無償アップグレード)

さすがにバージョンが4つも上がると いろんな機能が追加されていてよくわからない。
近年は紙のマニュアルはどんどん簡素化されていて、CS5にいたっては別売との事。

ヨドバシの書籍コーナーで約1時間かけて十数冊を吟味。
同じマニュアル本でも アプローチの違いでいくつかのタイプがある事に改めて気づく。
  1. 著者(写真家)の作品を元に「この写真はこのような作業を経てこういうようになりました」と懇切丁寧に解説。作例はかなりマニアック。ちょっと見ではどこがどう変わったか良くわからない。(それほど事細やかな解説)
  2. いわゆる「逆引き」で「こういう加工がしたい時は何をどう使えばよいか」を索引形式で説明してくれるもの。作例は一般的。(若干作品性あり)
  3. どのような機能が搭載されていて、どういう効果があるかを簡略に説明してくれるもの。あまり詳しい説明はなし(後は自分の頭で考えろと言わんばかり)。作例はシンプル・端的で非常にわかりやすい。(かえってイメージが広がる)
色々迷った挙句、すでにPhotoshop7年くらい使っているので大方の機能は理解している(つもり)ということで、一番そっけないようで実は一番広範囲の機能に触れている 3. のタイプを購入。(一番優れているという訳ではなく、たまたま自分の状況にあっていたということで)
他人の作風真似るわけでもなく、エフェクト効果が面白くて画像加工するわけでもないので、自分の持っている道具がどのような機能を持っているかを普段から把握しているほうが 色々と応用が利くと思って。

初心者には懇切丁寧がいいようだけど、結局はその枠から広がって行かないような気がする。丁寧であれば丁寧であるほど状況を限定してしまうし、かと言ってあまりにも基本的過ぎると どの状況でどれをどう使ったらいいのか迷うだろうし・・・。
マニュアル本制作の難しさを改めて考えてしまった。

でも結局は「無闇と細分化された機能が横並びでてんこ盛り」よりは「基本機能 + 系統化されたバリエーション機能(カスタマイズ可)」の方が直感的に使いやすい。
Adobe Photoshopが業界スタンダードになっているのはやはりそのインターフェイスに因るところが大きいと思う。(でもLightroomはちょっと難しかったな・・・)


しかし新しいMacBook ProのQuad Core+8GBメモリの効果はすごいな~。
以前とは比べ物にならない作業効率の良さ。

これでしばらくまた「Photoshop三昧」になりそう。

(参考までに 購入した書籍はこれです)