月曜日, 7月 20, 2009

Blackmore's Night!


ほんの数日前、以前から少しばかり気になっていた Ritchie Blackmore (元Deep Purple) のプロジェクト "Blackmore's Night" を初めて聴きました。

全く予想していなかったサウンドに衝撃!
周りに "Blackmore's Night" を持っている人間がいなかったので全く情報がなかった。
中世ルネサンス音楽の影響があるとは何かの音楽雑誌で読んだ事があったので、一時期の "FOCUS" みたいな感じかと思っていた。("Hamburger Concerto")

実際に聴いてみると、かつてのPurple時代(特に第二期)の彼からは想像もできない音だった!
確かに第一期のクラシック音楽の影響が感じられるサウンドには、こじつけて考える事もできるが、この初期Purpleにおけるクラシック志向はJon Lordのせいだと思っていたので、Ritchieがここまでやるとは思いもしなかった。

RitchieはPurple脱退後のRainbow名義の最初の1枚を最後にほとんど聴く機会がなかった。
(高校時代一緒にバンドやっていたRitchie大好きなRyo君が20数年前に他界してしまってからは余計の事 一切聴かなくなってしまった)

ここまでルネサンス音楽に傾倒しているとは!
しかし内容はとても良い!!
Vocalの妻君 Candice Nightの声も魅力的。
昔 Fleetwood Macで "Rhiannon" 歌っていた頃の Stevie Nicks みたいな小悪魔的な雰囲気もあり (曲調は全然違う)

そんなわけで、BluesとCountryをベースにしたSouthern Rock系の音以外長らく聴いていなかったのに、ここにきてこの二つの要素が全く入っていない音楽にノックアウトさせられました。

もっとも、中学生の時にThe Beatlesの音楽に出会うまではヨハン・シュトラウスとかビゼー、チャイコフスキー、ムゾルグスキーなんかが好きだったという事や、さらにここ数年ケルト音楽にも興味持ち出したという事も多少関係しているかもしれませんが・・・。

しばらくはBlackmore's Night三昧になりそうです。

この心変わりは季節の変わり目のせい?
それとも皆既日食が近づいたせい?

Ryo君
が生きていれば Blackmore's Nightにどのような反応をしたでしょうか?